今回も引き続き、2023年11月に訪れた香港とマカオについて、この旅行で得た情報について紹介をしていきたいと思います。
パート7のこの記事では、香港のチムサーチョイ(尖沙咀)からマカオ中心部へのバス移動についてまとめてみました。
前回のパート6では、香港で撮影をした動画について紹介をしています。
チムサーチョイからボーダーまでの移動
お世話になったゲストハウスをチェックアウトし、この日はマカオへと向かいました。
チムサーチョイエリアのゲストハウスに今回は2か所宿泊しましたが、個人的にお勧めできるゲストハウスはこちらで紹介しています。
このゲストハウスからマカオへのボーダーへ向かう方法は、事前にスタッフの方に教えてもらっており、宿を出てすぐ近くのバス停へとやってきました。
バス停の位置はこちらで、道でいうとChatham Rd Sの東側にあります。
香港到着後に中心部までの移動で乗車した空港バス「A21」に乗り、香港国際空港近くにある「港珠澳大橋香港 口岸旅検大楼(Hong Kong – Zhuhai -Macao Bridge Hong Kong Port)」へ向かいます。
ちなみにこのエリアへ向かう方法としては、頭にAの付く空港バスの多くが通るようです。
バスのリストと料金については、こちらのサイトで確認ができます。
バス停の看板に表記されている番号が非常に多いですが、空港バス「シティフライヤー(Cityflyer)」のA21が目印です。A21の看板の下の方に「To Hong Kong – Zhuhai -Macao Bridge」と書かれています。
ここは来るときに使って降車したA21のバス停の、同じバス停の反対側なので、非常に分かりやすかったです。
この日は日曜日で朝の8時半ごろでしたが、大体10分に1本の間隔でバスが来るようです。
毎日、朝の5時台から夜の24時まで運行しているのが凄いですね。
到着して5分ほどで乗車するA21のバスがやってきたので乗車しました。
ここでもオクトパスカードを使って前側のドアから乗り、運転席横の機械にかざして運賃を支払います。
運賃は34.6HKD(約668円)でした。
バス停のルート・時刻表の看板にも運賃が書いてあるので、非常に親切ですね。
今回も2階の一番前の席に座って動画を撮ろうかと思っていましたが、残念ながらいっぱいで少し後ろの席に着席。
各席にはUSBの充電ポートが付いていました。
街のビル群を抜けて空港方面へと進みます。
バスに乗車して約1時間で、まずは空港ターミナルのT1へと到着します。
ここで乗客の半分以上がおりましたが、マカオへ行く場合は次の降車地に行く必要があります。
空港から10分もかからず、目的地のボーダーに着きました。
バス停の看板には「HZMB Passenger Clearance Bldg」という名前で記載がされていました。
Googleマップで言うとこちらの場所になります。
ここから一度香港を出境して、バスで港珠澳大橋を走ってマカオ側に渡り、マカオ側で入境を行います。
香港出境手続きと越境シャトルバスの乗車方法
ここからは香港出境の流れについて書いていきます。
バスで到着した先の大きな建物に入ると、いきなり奥にイミグレがあります。
手前にはサークルKがありましたが、他は特にお店はなく、買うものもなかったので先に進みます。
30~40人ほど外国人が並ぶ列にいましたが、10分もかからず自分の番が来ました。
そして自分の番が来た時にパスポートを出すと、イミグレのスタッフに出境の紙は?と聞かれ、「あ、書いてないわ」と紙を取りに戻ります。
自分の前の人もちょいちょい戻っていてる人がいて、なんで戻るのかな?と感じていたのですが、香港を出る際には入境時に書いたような紙の提出が必要でした。
ちなみに紙はサークルK横のこの柱の元に置いていました。
とりあえず紙だけとって列に並び直している間に必要事項を記入します。
そして並び直して5分ほどで自分の番が来て、何事もなく出境が完了しました。
ここまででかなりスムーズに進み、バス到着からイミグレ出るまでで15分ほどでした。
そしてイミグレの先に進んでシャトルバスのチケットを購入していきます。
右側に券売機があるのでそちらに進みます。
左側はグループツアーのバス、右が中国本土とマカオへ向かうバスと書かれていました。
支払方法の種類と、持ち込みができないモノについての看板があります。
ちなみにここではオクトパスカードが使えると聞いていて、その分も考えて残額を残しておきました。
マカオまでのシャトルバス片道のチケット代は、65HKD(約1,255円)でした。
自動券売機が並んでおり、案内の係の人も結構いました。
並ばずすぐに案内されチケットを購入します。
画面は中国語と英語表記でした。
まずは左の購票ボタンをタッチ。
次は目的地、To Macaoをタッチ。
そして人数を入力。
今回は1人なのでAdultと1をタッチして、下のConfirmをタッチ。
支払い方法はオクトパスカードなので右側をタッチ。
機械の下のオクトパスカードをかざす場所にタッチして支払いが完了します。
めっちゃスムーズで簡単でした!
ちなみにオクトパスカードが無い方でも、自動券売機の奥にスタッフが販売するカウンターがあり、現金かクレジットカードのVISAかMASTERブランド対応と書かれていました。
ちなみにクレジットカードでお勧めなのが、マルイが発行するエポスカードです!
海外旅行保険も利用付帯で付いているので、日本国内で空港までの電車賃をエポスクレジットカード払いで購入するだけで、保険が付いてくる便利なクレジットカードです。
自分ももう10年近く愛用しているクレジットカードの1枚ですね。
VISAブランドなので、クレジットカードが使える場所ならほぼ利用できるので安心です。
こちら👇からクレジットカード作成してもらうと、2,000ポイントが付くのでよろしければ使ってください。
チケットを入手したら2番のマカオポートの標識がある方向に進みます。
ちなみに出口側にもサークルKがありました。
2番のマカオに進みます。
2番出口を出る際に、機械に先ほど購入したバスチケットをかざして通過します。
シャトルバスと書かれていますが、ここまできたら先の人についていけばもう間違わないでしょう。
マカオまで利用する港珠澳大橋のエリアによって、制限速度が変わるみたいですね。
この時点でイミグレーションをでて5分ほどでした。
ここからも全然並ばずにガンガン金色のシャトルバスに流れるように進んで、バスの写真を撮る暇もなく乗車できました。
残念ながら2階建てのバスもありましたがそのタイプではなく普通のバスでしたが、運よく一番前の席に座ることができました。
結局、A21バスから下車して20分ほどでマカオ行きのシャトルバス発車という、ノーストレスで通過することになりました。
たまたま運が良かったのかはわかりませんが、めっちゃ観光客に優しいシステムだと感じましたね!
マカオへの入境
バスが発車して約40分ほどで橋を渡り切り、マカオ側のイミグレーションが入る建物に着きました。
Googleマップではこちらの島になります。
とりあえず流れに沿って進みます。
建物に入りまっすぐ進みエスカレーターで上がります。
上のフロアにイミグレーションカウンターがあり、撮影はできませんでした。
マカオ入境の際は2023年11月の時点では特に何も書かずに、パスポートのみを見せてすぐに入境することができました。
この先に税関もありますが、特に何もなかったのでそのまま外に出ます。
結局バスで到着して、約7分ほどでイミグレーションを通ってマカオへの入境ができました。
日曜日の午前中でしたが、今回の移動では最初から最後まで全くストレスなくマカオへの移動が完了です!
今回は時間があまり無いので深く散策せず、すぐにマカオ中心地へと向かいましたが、この建物の地下にもいろいろレストランとかお店がありそうですね。
次回来る機会があれば少し見てみようかな。
ちなみにマカオから中国本土珠海間の入出境時間は朝8時から夜22時までのようです。
今回の香港⇔マカオ間は24時間開いていて出入りできますが、ただ24時から朝5時59分までの時間は、シャトルバスの運賃が65HKDではなく70HKDに変わるようです。
それらの内容については、こちらのサイトを参考にしました。
という事で無事マカオへと入境ができたので、一息つくため出口近くの便利店で缶コーヒーを購入。
マカオは通貨として、マカオ・パタカ(MOP)があるのですが、基本的に香港ドルがそのまま同額の価値として使用することができます。
なので私も少し多めに香港ドルを持ってきており、そのままコンビニで購入したコーヒーの支払いに使用しました。
お店によっては香港ドルの支払いのお釣りに、パタカをくれる場合もありますが、ここは香港ドルでお釣りが来ましたね。
缶コーヒー、10HKD(約193円)。
香港のコンビニでは15HKD(約290円)でしたが5HKD(約97円)も安かったです。
このネスカフェのコーヒーが、個人的に美味しくて好きなんですよね~!
以下からは1HKD=1MOPと表記していきます。
また、マカオに入境したという事で、香港で使えていたネットワークが一時的に切れました。
今回は日本からahamo回線を持ってきており、香港でもマカオでもそのままSIMカードの入れ替えが必要なく使用することができました。
ただ、香港は何の設定もせず自動でネットワークに繋がりインターネットを利用することができたのですが、マカオではそうはいかず、少し癖のある感じで多少困ることに。
それについては別の記事で、香港・マカオでのahamo回線の使い方についてまとめたいと思います。
それでも最終的にはahamo回線で問題なくマカオ内でも利用できたので、私みたいな短期での週末海外旅行者には現状ほぼ一択な回線だと確信できています。
とにかくめっちゃお勧めです!
マカオ出入国ターミナルから、中心地グランドリスボアまでの移動
マカオ入境まではスムーズに行えましたが、問題は支払いについてです。
今回マカオには1泊のみなので、香港で言うオクトパスカードのようなマカオパスを手に入れるか少し迷いました。
なぜなら100MOP=HKD(約1,930円)分のデポジットが必要なのと、購入と返金の手間を考えると現金だけでいいかなぁと感じていたからです。
基本的にマカオは半島側と島側の小さいエリアなので、前回来た時もバスにもほとんど乗ることが無かった記憶がありました。
公共バスは一律6MOP(約116円)なので小銭は必要ですが、コンビニのお釣りで作れば数回程度の乗車に必要な分は集まるかな?と考えました。
あと1つは、ここから公共バスで中心地へ移動しても良かったのですが、マカオと言えばカジノ!そしてカジノの無料バスがかなり豊富なので、それらを使って移動してみようと思っていたのも理由の1つです。
ちょっと考えがセコイですがネタにはなると思い、イミグレーションの建物からマカオで有名なホテルでもある「グランドリスボア」まで無料で行けるか!を試してみました。
とりあえず外に出て、カジノバス乗り場へと移動をします。
「娯楽場」という日本人でも理解できる乗り場へ行ってみます。漢字のありがたみを感じますね。
ちなみにマカオはポルトガル語ですが、私は全く読めません。名詞くらいですね!わかるのは。
乗り場は出口のほぼ正面、黄色のC乗り場になります。
C乗り場の手前には、運行しているカジノの名前が書かれています。
あまり理解していないのですが、この名前以外のカジノには行けなさそうですね。
私が行きたい目的地は、マカオ半島にあるグランドリスボアというホテルになります。
目的地によってC乗り場でも少し分かれているので、「Gland Lisboa」と書かれている看板に並びます。
C乗り場へと進みましたが、さすが無料カジノバス。
並んでいるお客さんも結構いました。多分100人以上はいたと思います。
ぽつぽつとバスは来るのですが、すぐに満員になり結局20分ほど待ってバスに乗ることができました。
まあ無料ですし文句は言えませんね。
来るバスはこのような感じで、2階建てではないシンプルなバスでした。
フェリーターミナルと書かれていて少し怪しかったですが、そのまま乗り込みました。
もちろんこのカジノバスは無料です。
車内はこのような感じですごく綺麗でした。
すぐに満席になり、どこに行くかわからないまま発車します。
どこに行くのであれ、私にはahamoがついている!という安心感でしたが、肝心のahamo君の様子が?
残念ながら逝っちゃってますね。
試行錯誤の結果、一応ネットにはつながっているものの位置情報が全然だめです。
再起動、アプリのリセットしても何してもだめ。現在地から数百メートルくらいのズレがずっと続きます。
最終的にホテルにチェックインした後、ホテルのWi-Fiを接続したら完全に位置情報は正しくなりましたが、それまではGoogleマップはずっとこのままでした。
なのでとりあえずマカオに入ってGoogleマップがダメだった場合は、Appleのマップアプリを確認してみてください。
とりあえず無料のカジノバス乗車後、約15分くらい移動して終点に到着。
うーん、場所は全然わからないけど、降りた建物の名前を見るとだいたいこの辺っぽい。
上のGoogleマップではホテルにピンが刺さっていますが、もう少し詳しく説明するとこの建物の南東にある「水塘巷」と表示された道路上です。
この水塘巷の道沿いに、各カジノへ向かう無料のシャトルバスが出ていました。
こちらの金色のバスはSands(金沙)カジノ行き。
そしてこちらの緑の傘がある乗り場が「葡京酒店(リスボア)・新葡京酒店(グランドリスボア)」行きのバスでした。ちなみに酒店は中国語でホテルを意味しています。
こちらに少し並んで、(もちろん)このバスも無料で、約10分ほどで無事目的地のグランドリスボアに到着することができました。
グランドリスボアの外観、やばくないですか?
ということで、今回は香港からマカオ中心地への移動についてまとめてみました。
それではまた!