2023年11月 香港・マカオ旅行① 関空から香港へ&香港国際空港から中心部までのバス移動について

今回からは2023年11月に訪れた香港とマカオについて、この旅行で得た情報を数回に分けて紹介していきたいと思います。

パート1のこの記事では、日本の関西国際空港(KIX)出発から香港国際空港(HKG)への到着と、空港から香港中心部までを空港バス「シティフライヤー(Cityflyer)」で移動をしたので、それらについてまとめていきます。

目次

香港エクスプレスで関西国際空港から香港国際空港へ

今回、香港へ向かうにあたり利用した航空会社は、香港エクスプレス(HK Express)でした。

2023年11月現在は、関空から香港までLCCと言えば日系のピーチか香港エクスプレスのどちらか、という選択になります。

久しぶりに訪れたいなぁとしばらく考えていたある日、たまたま比較的安めのチケットを見つけたので勢いで購入!

セールで安いチケットがあると、ついつい購入してしまう癖が出てしまいましたね。

コロナも以前に比べ大分と落ち着いてきて、航空券もセールで安いものがちらほら出てきだして、ありがたい限りです。

ということでフライト当日、関西国際空港に到着。

少し早めに訪れ、出国前にいつものように空港内を散策してみました。

そしてカウンターでのチェックインの時間が来ていたので、香港エクスプレスのカウンターにて搭乗券を発券してもらい、そのまま保安検査場と出国手続きを行いフライトを待つことに。

今回は預け荷物はなく機内持ち込みのザックとボディバッグだけでしたが、重さのチェックはカウンターではされず、確認のタグをそれぞれの荷物に付けられたのみでした。

保安検査場に向かう前にできた自動ゲート。搭乗券のバーコードをかざすと入れました。

ただ今回のフライトは、機材のトラブルによる遅延の連絡が当日午前中にメールで来ており、結局予定時間より1時間30分ほど遅れて飛行機は出発しました。

「アネックス六甲」エポスゴールドカードで利用できるラウンジ

フライトまでの1時間ほどを、出国エリア内にあるカードラウンジで過ごしました。

こちらのカードラウンジは通常のエポスカードではご利用できません。
エポスのプラチナかゴールドカードの提示で無料利用が可能です。

旅行が私の趣味になってからしばらく経ちますが、その初期の頃から愛用しているのがエポスカードのクレジットカードです。

以前はエポスクレジットカードをただ「所持」しているだけで、海外旅行へ行った際の保険が自動付帯で付いてくるサービスがあり、携行品の補償に2度ほどお世話になりました。

ただ残念なことに、つい最近「2023年10月1日(日)~から自動付帯から利用付帯へとサービスが変更となりました。

内容の変更点について詳しくはこちらに記載があります。

自動付帯から利用付帯にはなりましたが、逆に一部の補償内容は増額していたりと、海外保険が付いているクレジットカードの中では、まだまだ十分使えるカードだと個人的には感じています。

利用付帯の条件も、例えば「最寄の鉄道駅から空港までの電車賃を、エポスクレジットカードで購入する」言ってしまえばこれだけです。

もちろん国内・海外でのクレジットカード払いの利用により、利用額の0.5%のエポスポイントも貯まるので海外旅行にぴったりのおすすめできるカードの一枚です。

そしてこれまでの海外旅行でのクレジットカード利用もある程度あったので、通常のエポスカードからゴールドカードのインビテーションを有難いことに受けることができ、現在もメインとして利用しています。

アネックス六甲のラウンジ内、縦長な作りです
コーヒー類と、冷たいドリンクのサーバー

エポスゴールドカードで無料利用ができるこのラウンジは、カードラウンジなので設備は最低限の物しかありません。

飲食に関しては外からの持ち込みは不可で、用意されているものは上の写真の無料ドリンク類とお菓子、また有料のドリンクが数種類と言った程度です。

それでも無料のWi-Fi、テーブルカウンターには充電口もあるので、飛行機を見ながら温かいコーヒーを飲めるだけでも旅行の始まりを感じれて楽しいですね!

エポスカード、海外旅行好きには本当にお勧めの1枚です。

香港エクスプレスのフライトについて

予定より遅れて最終的に、17:00前に飛行機の後部座席のゲストから搭乗開始。

すでに1時間30分の遅れもあり、搭乗口でも持ち込み荷物の重さチェックはありませんでした。

そして今回は運よく窓側の席だったので、少しは景色が楽しめそうです。

17時40分、ほぼ満員の飛行機は無事、関西国際空港を離陸しました。

久しぶりの香港だったので、以前2019年に訪れた際にAmazonのKindleで購入していた地球の歩き方を暇つぶしに持参。

編集:地球の歩き方編集室
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海外で観光ガイド本を持ち歩く人は自分を含めもうほとんど見ませんが、こうやってスマホ内でデータで簡単にみることができるので重さも気にすることが無く、見ているだけで前回の旅行の記憶も思い出し本当にワクワクできました!

香港国際空港到着からの入国手続き

そして飛行機に揺られてしばらくして、香港時間21時23分(日本時間20時23分)無事に香港国際空港へと到着しました。

※ここから時間に関しては、香港の現地時間で表示しています。

機内アナウンスで聞こえてきたのは気温27度という事で、飛行機を降りると一瞬むわっとした日本とは違う生暖かい空気を感じます。

日本を出る前は半袖Tシャツに薄手の長袖シャツを着ていましたが、半袖だけで十分すぎる気温が待っていました。

到着したゲートからは一部シャトルトレインで移動をして、入国手続きのイミグレーションへと向かいます。

ほぼこの看板通りに進めば問題ありません。

上の写真の看板にある一番上の「Immigration」と書かれた方へと進みます。

20時56分、イミグレーションに到着。

2023年11月時点 香港入境のイミグレーションカードの書き方

2023年11月時点では、香港入境の際はアライバルカードの提出が必要となります。

前は香港に向かう機内でこのカードをもらえたような気もしますが、今回はイミグレーション手前の机に置いているカードを取って記入しました。

特に複雑な項目はないのですぐに記入できると思い、私は紙を取ってイミグレーションの列に並びつつ記入して十分間に合いました。

一応参考に、入境カード記入項目の日本語例を書いておきます。

記入するボールペンはテーブルにチェーンで固定されているので、日本から入境カードを書くために1本ボールペンを持参することをおススメしますよ!

またアライバルカード中央付近の項目で、香港での住所(Address in HongKong)を書く欄がありますが、住所を書くにはあまりにも小さいので、予約していた宿名のみを記入しましたが、それで問題なく入境することができました。

という事でイミグレーションに着いて10分ほどで自分の番が来て、21時04分、何も問題なく香港へ入ることが無事にできました。

オクトパスカード(八達通)のリアクティベート方法

入国したフロアにあるエアポート・エクスプレス(MTR)のカスタマーサービスセンター

とりあえず香港入境をしてまず行ったのが、ATMでの香港ドル引き出しと、オクトパスカードのリアクティベートでした。

おすすめのレートが良い香港ドルの入手方法については、空港と街中の両替所を何か所か集めて比較ができそうだったので、こちらの記事で簡単にまとめて紹介しています。

まずは持っているエポスカード(VISAブランド)を使い、空港内の近くのATMで500HKD(香港ドル)を手に入れたので、手続きをしオクトパスカードを再度使えるようにします。

今回はこの時のATMでのレート、1HKD=約19.3JPY として計算していきます

ここでは詳しく書きませんがオクトパスカードとは簡単に説明すると、日本でいうICOCAやSUICAのようなICカードです。

香港内のバス、トラム、地下鉄などの交通系の運賃支払いや、大部分のコンビニやスーパー、一部レストランでも支払いが可能な非常に便利なICカードです。

特に交通に関しては、オクトパスカードを使うことで運賃定価の数%~約10%ほどの割引がされるサービスに加え、細かいコインの用意・支払いが不要になるので、例え1泊2日での滞在でも十分利用する価値のある、香港では必須なおススメできるカードとなっています。

※個人的にはこの細かいコインを用意しなくていい、それだけで十分手に入れる価値はあると思います!

ちなみに、このオクトパスカードは前回の現金チャージより1,000日(約2年8カ月)経過すると、ロックがかかり利用できなくなるので、今回の旅行のようにリアクティベートが必要になります。

コロナ前に香港に来て、それ以来でコロナ開けて久しぶりに香港に来た!という私のような、リアクティベートが必要なパターンの旅行者は、それなりに多いかと思います。

事前に日本で調べていてそれを知り、空港内のMTRカスタマーサービスでリアクティベートが可能なことを知りここで行いました。

列に並び自分の順番が来て、「Reactivate, Please(リアクティベート、プリーズ)」と伝え、とりあえず200HKDを渡します。

いくらチャージするのかを聞かれたので、「ALL(オール、200HKDすべて)」と答えて受け取ったのが下記の2枚のレシートです。

とりあえず時間も遅くなり、何よりもオクトパスカードを使えるようにしたかったので、特に何も聞かずお金を渡しリアクティベートを行いました。

上の1枚目の写真ですが、もともとオクトパスカードを手に入れる際に必要なデポジットが50HKD。

そしてその下の2.4HKDが、以前チャージして利用し残った残額になります。

その次にある-30HKDが何か不明だったのですが、オクトパスカードの英語サイトを見るとこのように書かれています。

A HK$15 Inactive Octopus Administrative Fee (“Administrative Fee”) will be deducted from the remaining value and deposit of the On-Loan Adult Octopus after three years of inactivity, and HK$15 annually thereafter if it remains to be unused for any transaction until the remaining value and deposit are fully depleted.

英検4級の自分には最初の「HK$15」以外、全く意味が理解できないのでGoogle翻訳にかけてみると、

・(前提として)50HKDのデポジットがオクトパスカードの購入時に入っている

・それに加えチャージの残額(今回の場合は2.4HKD)がカード内にある

・3年間使わなかったらオクトパスカードがインアクティブ状態になる

・そのインアクティブ状態が続くと、1年に15HKDの維持手数料がデポジット+チャージ残額から減っていく

・50HKD+チャージ残額のデポジットがなくなるまで毎年15HKDが必要=目安は3年以内は再アクティブ化が可能?

という感じのことが書いているみたいです。

なのでもともと残っていた2.4HKDに加え、リアクティベートで追加した50HKD−維持年会費2年分30HKD=22.4HKDが再アクティベート後に残った金額となったようです。

(最初に手に入れた50HKD分のデポジットはもう0という事なんでしょうかね?よくわかりませんが)

それに加えて、150HKDも渡してすべてチャージしたので、レシート2枚目の計172.4HKD分が無事に使えることとなりました。

空港バス シティフライヤー(Cityflyer)で尖沙咀へ移動

鉄道、バス、タクシーのアイコンが書かれた To City の看板に沿って歩いて向かいます

無事にオクトパスカードも使えるようになったので、空港から香港中心地への移動をします。

今回の旅行で香港を訪れるのは2回目となりますが、以前2019年に訪れた際は鉄道(MTR)を使って中心部まで移動をしました。

なので今回は、違う方法で香港中心部に移動をしようと思い、空港バス「シティフライヤー(Cityflyer)」を選択してみました。

またこの空港バスを選んだ理由のもう一つは、予約していた宿泊施設が到着する空港バスの停留所にとても近かったことも大きな理由でもあります。

ある程度進んだMTRの電車乗り場近く、上の写真をバス表示のある右側に進んでいきます
バス乗り場への空港内の道

バス乗り場へはこれらの案内の掲示板に沿っていくと、迷うことなく簡単に行くことができます。

巴士(Bus、バス)と書かれた方に進んで外に出ると、巨大な案内掲示板が出てきました。

かなり多くの空港発のバスが香港の各方面へと向かっており、バスルートの多さで初めは少し迷う可能性がありますね。

今回は香港の中でも有数な観光地である、チムサーチョイ(尖沙咀)行きの空港バスに乗るために乗り場へと向かいました。

初日に予約をしていた宿からメッセージが来ており、そのメッセージの中に空港バスの番号やチケットの購入方法、乗り場などが丁寧に表示されており、その空港バスに乗っていざ今日の宿へ向かいます。

ちなみに、先ほどの大きなバスターミナル案内電光掲示板の左手に空港バスのチケット売り場はあります。

しかし残念ながら2023年11月の時点では、営業時間が朝8時から夜20時までと案内があり、この時すでに時間は21時半ごろで窓口の営業は終了していました。

香港ドルの現金、もしくはクレジットカードのタッチ決済、アップルペイなどのモバイル決済も対応可能とありましたが、心配な方はできればオクトパスカードを手に入れてもらえば確実で安心だと思います。

空港バスでの支払いについての看板
今回、私は空港バスA21に乗って尖沙咀へと向かいます

宿からの案内メールによると、空港バスA21が宿の最寄りのバス停に到着するようです。

案内の写真を撮りつつ、A21の乗り場に向かいます。

A21の空港バス乗り場は電光掲示板右手をまっすぐ進み、比較的近い位置にあります
1分もかからず大きな電光掲示板からA21に到着しました

あっという間にA21のバス乗り場に到着することができました。

タイミングよく目的のA21バスが乗り場に来ており、バスの前扉から乗りこみ、乗車時にドライバーさんの言う通りオクトパスカードを機械にタッチして支払いは終了。

運賃は先払いで、34.6HKD(約668円)でした。

A21空港バスの営業時間は、朝の5時半から夜の24時までと表示がありました。

さっそくですが香港に久しぶりに来て改めて再確認・感じたことは、空港からの移動が非常に簡単で安く充実しすぎている!という事ですね。

A21の空港バスに乗車をして、座りたかった景色を楽しめる2階の1番前の席に座ることができました。

ただ席がいっぱいでもすぐに(大体10分おきに)次のバスが来るので、時間を気にしなければ少し待って次のバスで最前列は確保できると思います。

そして21時30分、空港バスは乗り場を発車。

夜の風と眩しいネオンと照明に揺られること約1時間20分、チムサーチョイ近くの目的地バス停に到着したのでバスを下車しました。

A21の空港バスは、ネイザンロードに入ってからほぼすべてのバス停に停車しましたが、降車ボタンで間違いなく降りれるよう位置を確認できたGoogleマップはこの時も重宝しました。

今回は空港バスを使いましたが、金額的にも鉄道よりかなり安く済みました。

もし空港からエアポートエクスプレス(鉄道)を使いKowloon Stationまで移動をしたら100HKD、そしてそこからチムサーチョイまで乗り換えてバスかMTRで移動すれば追加で料金がかかるので、鉄道に比べバス移動は半額以下の料金だったのは間違いありません。

ですので個人的には、次回も空港バスを使う事は確実でしょうね。

おまけ!有能すぎるドコモのahamo回線について

また最後に、ここでとても便利なアイテムの1つとして紹介したいのがドコモが提供しているahamoの回線です。

これは、日本国内と同様に海外で特に複雑な設定をせず、そのまま同じSIMカードで(日本の回線そのまま)現地のインターネット回線にも繋がるとても便利なものです。

以前は海外に到着しても、空港などで現地のSIMカードを購入してSIMカードの入れ替えや設定を行う必要がありました。

それがahamoに変えてから全くなくなり、非常に便利というか自分にとって短期の海外旅行にはマストなアイテムとなりました。

私のように2~3ヶ月に1度、短期間の週末海外旅行をする人には、とてもオススメできる回線だと実感しています。

またこの非常にお勧めできるahamoの使い勝手については、別の記事で紹介したいと思います。

ということで今回は日本から香港国際空港に到着してから、中心部へのバスでの移動とオクトパスカードのリアクティベートの方法についてまとめてみました。

次の記事では、今回の香港旅行で訪れた際に見つけた両替所と現地香港ドルのレートのいい入手方法について少しまとめました。

下記の記事より見て頂くことができます。

それではまた!

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