大理から15時間のバス移動を経て景洪(シーサンパンナ)に到着。
ここに来た目的は中国を出て、次の国ラオスへ向かうためだ。
と言う事で、ここでは特に観光地を巡るようなことはせず、のんびりと街の散策とご飯を食べることが主な時間の過ごし方となった。
ここ景洪市は、傣族(タイ族)を中心とした民族構成で、街のいたるところに「タイ・ルー族文字」が漢字と併記されており非常に興味深い景色を作り出している。
東南アジアにあるタイ王国には何回も訪れたことがあるが、そのタイの文字とはまた違ったもので、ミャンマーの文字にも似ている印象を受けた。
どちらも読めないけど。。。
街はいい感じの大きさで中心地は十分歩いて回れる範囲で、結構好きな規模感。
ただ、観光地は市内から離れたところにあり徒歩で行くことは難しいだろう。路線バスやタクシーを使わないといけない距離だ。
市内の雰囲気はこのようにヤシの木がずらりと並んでいる通りもあり、「ザ南国感」を強く感じれる。
この時、6月は雨も比較的多く、滞在した間毎日豪雨に見舞われた。
ただ長くても2時間ほどで雨は止んだので、雨で一日宿に引きこもるようなことは無く過ごせたな。
スコールもあればそれより長い雨もあるような感じだ。
歩いていると見つけたド派手なたたずまいの、ある通りの入り口にあったモニュメント。
この辺のデザインとか色使いはタイを思い出させる。ルーツは恐らく同じなのだろう。
↑この門があった通りはこの通り。
ここはお土産屋さんがずらりと並んでいる通りで、服や食べ物、レストラン、宝石などを販売するお店で埋め尽くされており、なんとなく宝石の問屋さんっぽいお店を多く見た気がする。
歩いて見るだけでも楽しかったので、市内で時間つぶしをする場合はお勧めの通りだ。
通りは2車線ほどの幅で、左右にお店がずらりと並んでいる。
宝石、主に翡翠を取り扱うお店が多かった。
こちらは竹細工屋さん。
民族衣装っぽい服を売るお店も見られた。
こちらも宝石屋さん、赤いサンゴ?のような商品を多く取り扱っていた。
お店によって取り扱う商品が違うようで、そのへんもなかなか面白かった。
街側(西側)から入って川側(東側)に歩いて出たら、こちら側も似たような大きな門がどっしりと構えて建てられていた。
中国語とタイ・ルー語で書かれたスローガン。全くもって読めないけど(笑)
ここから川沿いに南下して歩いてみた。
こちらはまた別のゲートのような物。昼間だったので電気は付いていなかったがネオン管のような物があり、夜はきらびやかに光りそうな感じだ。
川沿いには多くのレストランが立ち並んでいた。
まだ昼間だったので準備中のお店が多かったが、やはり中国の建築とは全然違う様式のものがあり、非常に特徴的に感じる。
人が少なかったけど歩きやすい川沿いの遊歩道。
掃除のおばちゃんくらいしかすれ違わなかったが、雰囲気は非常に良かった。
ここでも例のスローガン。
大きな川の向こうには立派なマンションが見える。まだ建築途中かな。
もう結構街として出来上がっているが、これからもこの街もどんどん開発されていくのだろう。
歩いて健康になろう的な看板かな?
壊れかけのごみ箱も結構特徴的。
大きな橋を見渡せる広場に到着。
ボートで遊覧なんかも出来そうな感じ。しかしそんなお金は無いので引き続き歩いて進む。
↑この大きな広場の場所は大体この辺。
グーグルマップには特に登録されていないが、大きな橋の少し北側に位置している。
この広場にはこのような屋根付きの壁画があるスペースがあり、何やら鬼を退治するようなストーリーが書かれていた。
話の内容は全く分からないけど、服装がミャンマーのロンジ―のようにも見える。
そしてソンクランのような水かけ祭りの様子。やはりタイ族という名前だけあってこのお祭りも共通のイベントなんだなと感じる。
本当にこの暑さだし水を掛けてもらいたい気持ちでいっぱいだ。
掃除のおばちゃんが落下した花をひたすらに掃除中。かなり果てしないけど頑張って~!
川沿いの1本上の通りにあるレストラン。入り口横に置かれている合掌ポーズの置物なんかそのまんまタイだもんな。
ちょっとだけ看板がギラギラしているけど、この雰囲気はなんだか落ち着くなぁ。
そして川沿いの遊歩道を離れて、再度街中をぶらつく。
こちらは問診部とあるので病院かな。
何やら人だかりができており何かなと見ていたら、小学校のようだ。
かなり厳重なシャッターというか門があり、警戒がかなり厚そう。親が出てくるのを待っている時間帯だった。
しかし100~200人は外で待っていただろうか、学校への送り迎えは親がするみたいだな、中国は。
こんな感じでまたヤシの木通りをユースホステルの方に戻って歩く。
時間もあったので、南バスターミナルへ景洪からラオスの北の街までの国際バスチケットを買いに行くことに。
このバスでまたトラブルが起こってなかなか焦ったのだが、続きは次の記事にて!