近年増え続けるLCCでのタイへのアクセス。
日本からタイへフライトする場合は、エアアジアXを使う場合が多いだろう。
エアアジアのフライトは、バンコクの中でもドンムアン空港へと到着をする。
既存のレガシーキャリア(タイ航空やANAなど)が到着するスワンナプーム国際空港とは違う場所となっている。
日本でいう成田空港と羽田空港といった感じで、距離も離れている。
このドンムアン空港から市内まで行く方法は、タクシーかバスという手段があり、今回は低運賃で行けるバスで行く方法を紹介。
運賃についてだが、タクシーの場合はドンムアン空港から目的地のモーチット駅まで200バーツ(約700円)前後、空港バスだと30バーツ(約105円)で行くことが可能となっている。
飛行機がドンムアン空港に着陸し、イミグレーションを通過後、預けていた荷物をコンベアで受け取ると、このような電光掲示板がある大きなホールに到着をする。
このホールにはSIMカードを売っている現地通信会社のブースや、両替所、インフォメーションなどが並んでいる。
必要な方はここでツーリストSIMなどを準備をするとよい。
そして準備が出来るとバス乗り場へと向かう。今回使う空港バスは、BTS(バンコクスカイトレイン)という、バンコク都内を走っている交通機関のある、モーチット駅まで向かうものを紹介。
↑ドンムアン空港の場所はこの辺。ここからバスに乗り南方向に進んでモーチットまで行く。
空港バスを使いドンムアン空港からBTSモーチット駅へ行く方法
その目的の空港バスは6番と書かれた出口に発着をしているので、6番ゲートに向かう。
Gate6:Busと書かれた案内板。
6番ゲートはこんな感じ。
このゲートを出て右手すぐにバス乗り場がある。
ちなみに6番ゲート近くには、「LimoBus」と書かれた看板のバス案内所がある。チケット自体は14番ゲートで販売している。
こちらは目的のバスとは違う会社が運営しているもので、150バーツ(約525円)と運賃が高めなのでお勧めはしない。
ちなみにこのバスは、バックパッカー宿の多いカオサンロードやBTSのPhayathai(パヤタイ)駅に向かうので、その周辺に宿泊する方は1本で行けるので、少し高いが使ってもいいと思う。
このLimoBusでもカオサンロードに行けるが、今回使うバスでも行先によってはカオサンロードに50バーツで行けるので、まあ使う機会はほぼ無さそうなバスだ。
このBMTA BUSと大きく書かれた場所がバス乗り場。バスの番号はA1~A4となっており、今回使うバスはA1のものだ。
写真では青いバスが停車しており、正面に大きくA1と書かれているので非常にわかりやすい。
去年はオレンジのバスだったが、車種が変わったのか2019年4月は青いバスも走っていた。
この看板では5分毎にA1のバスが来るようなのでとても便利だ。ビクトリーモニュメント行きのA2は乗ったことがないが30分毎に来るようだ。
運賃は1人30バーツ、バス営業時間は7時から24時の間となっている。
ちなみにA3とA4はそれぞれ違う場所に向かってしまい、カオサンロードに行きたければA4バスで50バーツ(約175円)の運賃で行くことができる。
こちらのA3、A4バスの営業時間は7時から23時となっている。
バスが来たらまずは乗車をする。国際線ターミナルはかなり空いておりまず座れるだろう。
国内線ターミナル経由でお客さんを乗せてモーチットまで行くことになる。
バスがある程度進むと、車掌さんが回ってきて運賃の回収をするのでその時に30バーツ支払えばよい。
高架道路をしばらく走り、下道に降りるとモーチット駅は近い。
モーチット駅までに2か所くらいバス停に止まり、そして目的地に到着をする。
ドンムアン空港から道路が空いていれば25~30分ほどで、BTSモーチット駅に到着をする。
8割くらいの人がこのバス停で降りるのでそれについていけばいいが、不安なら車掌さんに降りる前に「BTSモーチット?」と聞けばよい。
↑BTSモーチット駅はこの辺。
BTSを使えばほぼ自由に主だったところに行けるので、宿への移動も可能だろう。
もしカオサンロード付近の場合は、BTSでは行けないので前述のA4バスなどで向かう必要がある。
以上でドンムアン空港からBTSモーチット駅までの行き方の紹介となる。
BTSモーチット駅から空港バスを使いドンムアン空港に行く方法
次は反対に、バンコク都内からドンムアン空港にA1バスを使っていく方法を紹介。
まずはBTSモーチット駅について出口の方向に向かう。
駅のホームからもバス乗り場が見えるくらい近いのでとても楽だ。
改札を出て3番出口の方向に向かう。
3番の方向に向かうと、MRTと書かれた看板が出るのでそのまま進む。
突き進んで左手方向の階段を降りる。
階段を降りきると、このようなバス停の看板が出てくるのでここが乗り場となる。
看板の下、数字の最後らへんにA1とA2の文字が見える。
どちらもドンムアン空港に30バーツで行くことができるので、どちらかが来たらそれに手を挙げて乗ればよい。
ここの乗り場もかなり頻繁に、目的の空港バスは来るのでただ来るのを待てばよい。
空港バスに乗り、同じく30分ほどでドンムアン空港の国際線チェックインカウンターのフロアに到着をする。
そこで毎回全員降りていると思うので、その止まった場所が終点となっているのだろう。
今回紹介した空港バスはとても使い勝手も良く、低運賃なのでとてもおススメできる方法だ。
もし人数が3~4人いて荷物も多い場合はタクシーでもいいと思うが、1人旅行はこのバスが便利で良いと思う。
タイへの旅行に慣れていない人でも使うことが容易で、また現地のバスを乗るとローカル感をとても感じることができるので、アクティビティの1つとしてトライしてはいかがだろうか。