毎年年末になると、お祭り行事みたいに騒がれる有馬記念。
普段競馬は全く関心がなくやらないが、基本的に「馬」はとてもかっこよく感じて好きだ。
という感じの自分が、2018年12月23日の有馬記念に関東にいる間に行こうと思っていたのでついに行ってみた。
↑場所はこの辺。
JR武蔵野線 船橋法典駅を降りると直結で中山競馬場に行くことができた。
そこそこ距離があるのに素晴らしいシステムだ。
武蔵野線に乗ってから、この駅まで人が増える一方でびっくりした。
競馬新聞片手に予想しているおじさん、スマホを見ながら騎手や馬の名前を話すカップル、何も知らない自分が行くのは、場違いなような気がめちゃくちゃしていた。
そして駅を降りると9割くらいが下車。
ホームは大混雑、中山競馬場行き専用の改札も開いておりびっくり。
もうこの時点で、ラインで写真が送れないくらいの回線の込みようだった。
ビッグローブの格安シムを使っているが、こんな現象は初めてだ。
駅の中は非常に綺麗にできていて、競馬場をあしらった工夫が多くみられて面白い。
上の写真は、ゲート番号が飾られていた。
人があふれている駅からこの下をくぐり、流れについて地下道へといくことに。
駅から5分ほど歩くと入場券発売所があり、ずらっと並んだ窓口では1人200円で販売をしていた。
いったい何人が1日で来るのだろうか、この入場券だけでも相当儲かってそうだな。
調べてみるとこの有馬記念で毎年おおよそ10万人前後の来場者ということで、1日の入場券だけで約2000万円も売り上げていることになる。ほんと皆な馬が好きで凄いな。
カッコいい入場券を渡して中へと進む。
入場口を抜けると、歴代の馬の写真が装飾された壁紙が出てきて楽しめた。
そして通路を抜けて上に上がってみると、メインの会場ではなく中心のエリアへ出たようだ。
この日はあいにくの雨で、多くの人が建屋内で待機をしているように見えた。
それにしても対岸側はすごい人の数だ。中に入れるだろうか。
そう思いつつ、再度地下通路を奥に抜けて正面のエリアに出た。
しかし予想通りもうここからは入れないようで、「立ち止まらないで下さい!」という警備員さんの指示でここに居ることはできなく、メインの建物の方に行ってみた。
ここで見ようとしたら、もう2時間ほど早く来ないといけなさそうだな。
ちなみに船橋法典駅に14時ごろ着いたので、この時点で14時30分くらいだった。
大きな案内図があり見てみると「指定席」なんてあるのか、しかも当然ながらすべて満席だ。
お弁当でもついているのだろうか。
とりあえずビールを飲みつつ、建屋内をうろうろしてみた。
とにかく広い、広い、カオス、といった感じだ。
子供連れはまだいいにしても、床に新聞紙を敷いて寝てる人、酒盛りをしている人が多いこと。
何をしに来ているのか良く分からない人もそこそこ見受けられた。
もうすぐ本番のレースが始まりますよ~!って言いたくなる。
そして分からないなりに馬券を買ってパドックに行ってみた。
行ってみると、丁度メインレースの馬がお披露目?パドック内を歩いていた。
とにかくここも見渡す限りの人で、すごい多さだった。
中にいる人は馬主だろうか。みんないい格好をしているな。
本物の馬を間近に見るたびに乗馬をしてみたいなぁと思う。
本当に力強くてカッコいいな!
パドックを見て、3階の方からレース場を見れないか試したが、人が多くて芝生すらも見れない状況だったので、再度パドックに戻りこの大きなスクリーンで見ることにした。
そしてスクリーンに映像が流れ始める。このファンファーレもいつみても恰好がいいな。
いつか間近で本物を聞いてみたいものだ。
また、周りのテンションの高さもお祭り騒ぎな感じでとても素敵だ。
いよいよレース開始。
2分半ほどのレースはあっという間に終わった。
当たって喜ぶ人、まったくダメだった人、いろいろな人を見ることができた。
自分の予想は全く外れたが、このドキドキを楽しみに皆イベントとしてくるのだろうなぁ。
という気持ちは非常に強く感じることが今回できたのがとても良かった。
次回の大きなレースがあるときは、もう少し勉強して臨めば楽しさ倍増?となるだろうか。
また来年、機会があるならぜひ来たいな~、と思った一日だった。