2018年8月 バンコクからシェムリアップへ国際バスでの移動方法と予約の取り方について

タイの東側に位置する国、カンボジア王国(Kingdom of Cambodia)。
2018年8月にバンコクからカンボジアのシェムリアップへ、乗り換えを必要としない国際バスを使い移動した。

ちなみにカンボジアへの入国は日本人の場合、日数に関係なく2018年8月時点でビザが必須となる。
調べてみると国境でアライバルビザを取ると、トラブルが多くお勧めできないという話がちらほらあり。面白そうだったので今回、その噂の国境でビザ取得をしてみたが、全く問題なくスムーズに取得することができた。

その時の様子は併せて下記に記載。
(ビザ取得金額は1200バーツもしくは、30USD+100バーツだった)

※国境でビザを取得する際に証明写真(35ミリ×45ミリ、背景無地)が1枚必要なので、事前にとって持参をする。

今回バスの予約をするために、直接バンコクの北バスターミナル(モーチット)へ行き購入をした。
北バスターミナルへは、BTSのMo chit駅(モーチット)もしくは、MRTのChatuchak Park駅(チャットチャックパーク)が最寄り駅にはなるのだが、駅から歩くと30分弱かかる距離にある。
なので、バイタクや、タクシー、路線バスを使って移動した方が良いだろう。

この時は、チャットチャックのウイークエンドマーケットにも寄ったため、買い物後に徒歩で移動をした。マーケットからバスターミナルまで、20分ほど暑い中を歩いて少し大変だった。

 

▼北バスターミナル外観

 

▼バスターミナル内にあるインフォメーションと看板

バスターミナル内はかなり広く、セブンイレブンやフードコート、カフェなどもある。
また、建屋外だが敷地内には携帯電話や、服、アクセサリー、靴などかなりいろんなものが売っている。誰がこんなもの買うのだろう、というような商品もあり見ていて楽しい。

中央にあるインフォメーションの、奥正面にお目当てのバスチケットカウンターがあった。

 

▼トランスポート社のカウンター

22番カウンターにトランスポート社(The Transport co.ltd.)の看板があり、窓にはアランヤプラテート(タイ側国境)ーポイぺト(カンボジア側国境)ーシェムリアップと書いており分かりやすい。

 

▼購入したチケット

カウンターの方に、シェムリアップまで行きたいことを告げると、日時について聞かれた。
出発時間は朝8時と9時の2本があり、2日後の出発で購入をした。
「当日は出発30分前までに、106番ゲートに来てね!」と言われて、
750バーツ(約2550円。1バーツを3.4円で計算)を支払った。
購入時にパスポートの提示などは特に求められなかったが、念のため持参した方が良いだろう。

※飛行機との比較
飛行時間:約1時間、金額は1500バーツ(約5100円。1バーツを3.4円で計算)程度。
国際バス移動時間:約8時間30分、金額は750バーツ(約2550円。1バーツを3.4円で計算)。

時間がない人は飛行機の方が便利で速いので、そちらの方がいいのだろう。
ただバス移動は、日本人にはなじみが薄い陸路国境越えができるので、良い経験ができると思う。

 

▼北バスターミナル内にある市内循環バス

帰りはさすがに歩く気は無くバスを使おうと思い、カウンターから少し離れている敷地内にある循環バスターミナルへ。77番のバスに乗り、BTSモーチット駅まで移動をした。
金額は忘れたが10バーツ程度だった。

ちなみにバイタクだと80バーツ。高いな~と思いつつ看板にも記載があったのでそれが正規料金なのだろう。

そして移動日へと続く。

 

▼再度北バスターミナル(モーチット)へ

2日後、移動予定日が来たので宿を出てBTSのMo chit駅(モーチット)へ。
少し寝坊をしてしまい、駅に着いたのが30分ほど前で、やばいかな~と思いバイタクでバスターミナルまで移動を、所要時間は10分程度。駅からのバイタク料金も80バーツだった。

朝だったので、モーチット駅前の道路は大渋滞、バスやタクシーだとかなり時間が取られるので、少し早めの移動、到着をお勧めしたい。

 

▼バスターミナル内の乗り場

出発15分前に、106番の乗り場に到着。中型のバスが待機しており、すでに何人かのお客さんが乗っていた。バスの車体にも、バンコクーシェムリアップと書いているので迷わないだろう。

 

▼車内で配布された軽食類

車内に座ってしばらくすると、水とコーヒーなどの軽食セットを渡され、
また、迷ったときの連絡先とバスのナンバーが書いた首掛けのカードも渡された。

ほぼ定刻、9時5分にバスは出発。
車内は2席ほど空いていたがほぼ満席だったので、当日や前日の遅くでは席が取れない場合があるだろう。2日前の購入で良かったのかもしれないな。

 

▼カンボジアの入国カード

バスが発車し1時間ほどたつと、上記二枚の紙が配られた。
カンボジア入国の際は割と細かく入国カードをチェックされ、書き損じがある人は書き直しをさせられていた。
特にホテルの住所はもし予約をしていなくても、適当なところを書いておかないと色々聞かれるかもしれない。
一応出国側(右部)も、行き先と出国日以外は埋めたほうが良いだろう。

旅行の目的は無難に観光(Sightseeing)でいいと思う。間違って仕事(Work)とか書くと違うビザとかが必要になってくるだろう。
今回のビザ発行地は国境なので、ポイぺト(Poi Pet)と記載をして問題なかった。

 

▼トランスポート社のビザ申請用紙

こちらのビザ申請用紙を出せば、トランスポート社が代行で取得をしてくれるようで、
1400バーツ(約4760円)もしくは40ドル(約4440円)で取得をしてくれる、と説明があった。

横の人がビザは自分でとるから大丈夫みたいなことを説明していたら、値段はほとんど変わらないしこちらでやった方がお勧めだ、みたいな事を言われて少しめんどくさそうだった。
結局自分はビザを持っていないが、「I have」と説明して、向こうも「あ、そう」という感じでそのままスルーしてくれた。

代行で頼んでいる人は半分くらいいただろうか。あとはビザがいらない人、現地でとる人という感じだった。

この用紙を国境でのビザ申請に使えるかな、と思い記載をして持って行ったが、結局違う紙に書かされたので、こちらの紙への記入は不要だった。

 

▼お昼休憩の御飯

12時40分、国境近くのアランヤプラテート(タイ側国境)に到着。
お昼休憩を兼ねて30分ほど停車をして、その際に先ほどのビザ申請をする人は紙と代金を支払っていた。

荷物の積み込みなど、一通りの作業を終え出発。
申請したビザを張ったパスポートを途中で受け取り、国境には13時30分に到着。

 

▼国境の雰囲気

まずはタイ側のイミグレーションを通ってタイ出国をする。
同じバスのメンバーについていけば問題はないはずだ。
バスを降りて、上記の建物を見て左手にパスポートコントロールと書いてある看板があり、その道沿いに進んでいく。

 

流れに乗って歩いていく。

 

1本道の先にはこのような看板があり、イミグレーションのオフィスが見えてくる。
タイ人は1階、外国人は2階で出国をするようだが工事中のせいか、この時はタイ人も2階に上って出国をしていた。

 

 

▼イミグレーションオフィス

この2階に上り出国手続きをする。
中は写真不可だったが、普通にパスポートと、出国カードを提出して5分ほどで出国完了。

 

90日以上のオーバーステイ(不法滞在)をすれば、1年間タイに再入国できない、そのような説明がある。

 

 

▼カンボジア側へ

イミグレーションを出てまっすぐ行くと橋があり、その先に案内標識が見えてくる。
ビザの取得をする必要があるので、道路を反対側に渡りVISA-ON-ARRIVAL(50m先)の方向に進む。
そのさらに奥に、カンボジア側イミグレーション(200m先)がある。

 

商店のある通りを抜けると、先に歩いていた同じバスの人たちがなぜか左折をしていた。
あれ~?と思いつつ、自分は右に渡りビザの事務所へ。

 

▼ビザ事務所

周辺は工事をしており、少しわかりにくいが奥の赤枠で囲ったのがビザ発行してくれる事務所。

 

手前の1階建ての薄い建物がそれだ。

 

手前にはホテルのゲートがある。

建物にはVISA-ON-ARRIVALの標識と、こんな感じでホテルのゲートが並んでいるのでわかりやすいだろう。

 

ちなみに、カンボジアっぽいデザインの門は工事中でこんな感じで無くなっている。
目印にするにはわかりにくいので、上記のホテルの門を目安にすればわかりやすいだろう。

ビザの事務所に入ると、狭い部屋に7~8人の制服を着たスタッフがいた。
バス車内で書いた用紙を見せると、これは使えないという事で、別の用紙に再記入をした。
用紙の写真を撮り忘れたが、入国カードにある内容とほぼ同じなので、問題ないと思う。

トラブルが起こりやすいのはここなのかな?と思いつつ記入をして、パスポートと紙と証明写真を提出した。
カウンター上部には正式に30USD(約3330円)と表記されたきちんとした看板と、笑っちゃうくらいの、めちゃくちゃ手書きで書かれた値段表があった。
その紙には1200バーツ(約4080円)もしくは、30USD+100バーツ(約3670円)と記載があった。

少し年配の人に30USDを渡すと、あと100バーツと言われ、看板には30USDだよ、とこちらが言うとあと100バーツ、という。
これが賄賂的な100バーツか?と思いながら、それを2回繰り返すと明らかに機嫌が悪くなり、パスポートを突き返された。
やばいかなと思い、素直に100バーツを追加で渡すと、それでいいんだと言わんばかりの態度で、書類を再度受け取ってくれた。

そして2~3分ほどで無事カンボジアビザを入手。
素直に支払えば全く問題なく、簡単に安く入手できることが分かった。

 

▼カンボジア側のイミグレーションへ

ビザ事務所を出て右に進むと大きなカジノが見えてくる。
そこにはすでに乗ってきたバスが待っており、その先にあるイミグレーションで入国スタンプをもらい、再度バスまで戻ってくるようだ。

 

右手にある赤枠のバスがカジノ前で待っているので、それをスルーして先にあるイミグレーションオフィスにいく。
もし通過時にバスがいなくても、おそらく後で来てこの位置で待っているだろう。

 

▼カンボジア側イミグレーション

すぐ先に、ARRIVALと書かれた建物があり、ここでカンボジア入国手続きを済ませる。
タイ側出国したときに居た、途中を左に曲がった人たちが目の前にいて、普通に間違って曲がったようだった。
また、バスに同乗をしていた日本人の大学生が、車内でもらったビザ申請用紙をもって並んでおり、ここの前にある事務所でビザをとるようにと、突き返されていた。

進むスピードが遅いので、また並びなおしも大変だろうなと思ったが仕方ない。
自分は30分ほど待って、無事に入国スタンプをもらうことができた。

 

その後、来た道を戻りカジノ横に泊まっていたバスに再度乗車。
乗客全員が戻るのを待って、バスは14時50分に発車。
タイーカンボジアは時差はないので、1時間半ほど国境通過にかかったことになる。

バスは順調に進み、シェムリアップに到着したのが17時40分だった。
シェムリアップ内のバス停は中心地から少し離れた場所にあったが、中心地にホテルを予約してあれば、無料の送迎トゥクトゥクを使うことができる。
もし市内より遠い場合は5ドル程度という事だった。
下にある地図はバスが止まった、Nattakan Bus Stationの場所だ。

自分の宿泊場所は、TuCasaと伝え、そこなら無料という事で連れて行ってくれた。
あいにく雨が降っていたので、このサービスはかなりありがたく感じることができた。

という事で、カンボジアの陸路国境は何も問題なく通過することができた。
国際バスは時間がかかるものの、お金を節約したい、陸路国境を通りたい人にはお勧めの移動手段だと思う。