Youtubeを見ていたら見つけた、新宿にあるビックカメラのバー。
バーというか試飲所?みたいなカウンターがあり、お店で販売している銘柄も含め色々飲むことができるようだ。
2019年2月1日に新しくできたこのコーナーは、外国人向けの日本のお土産やおつまみも売っており、飲むにはなかなかいい場所といっていいだろう。
場所は新宿駅西口を出てすぐ、小田急ハルクの中にあるビックカメラ新宿西口店にある。
このまま2階の通路を通っていくと、同じフロアに酒販売のコーナーがあり、その一部にバーカウンターがあった。
入ってみるとドンと横長のカウンターが立派に備わっていた。
金曜日の17時頃だったが席はほぼ満席で、しかも忙しそうで特に案内もされなかったが、なんとか空いていた端っこの方に着席できた。
この時は外国人のお客さんも半分くらいいた感じ。
新宿という立地でなおかつこの駅前の場所だからとても来やすいのだろうな。
着席をしたものの、なにも言われなかったのでとりあえず店員さんにメニューがあるか聞いてみた。
数が足りていないみたいで、他の席から持ってきていただきメニューを見てみた。
お目当てのジャパニーズウイスキーもサントリーがほとんどだがかなり豊富。
山崎18年とか、響30年とか置いてあるだけでもすごいな。
響30年が30mlで10000円だが、ボトルの中はほとんどなかったので飲む人がやはりいるのだろうな。
海外のウイスキーや、日本酒も結構豊富にある。
ビックカメラ専用販売の我山荘がなんと無料と書いてある。これは後で頂くとしよう。
ワインもかなり豊富にあるように感じた。
ただ横に人のワインを見ていたが、ワイン30~60mlというのはどうも物足りなさそうだ。
試飲と割り切ればいいのだろうが。
カウンターの中にたたずむサントリーのウイスキーたち。こう並んでいると迫力があるなぁ~(笑)
在庫があるようで注文ができそうで安心した。
そしてとりあえずオーダーをしてみた山崎18年(1300円)。
お店で売っているのを見たことがなく、もちろん飲むのは初めてだ。
今回はロックで注文。
色は薄めの黄金色で、匂いは甘めのフルーティな香り。
ツンとしたアルコール臭は全然せず、熟成された感じがとても強く感じる。
飲んでみると、なんじゃこれは!非常にスムーズに飲めるが今までに味わったことがない変わった味がする。
途中に酸味?というか不思議な味がして、しかし飲みやすくとてもまろやかでおいしい。
山崎12年のそれとは全然違うテイストになっているのが良く分かる。
次に注文したのが、響の17年(650円)。
こちらもロックでオーダーをした。
これも店頭で販売をしているのを見たことがないし、飲むのは初めてだ。
色は先ほどの山崎18年よりももう少し薄めの色、匂いはやはりフルーツっぽい爽やかな甘めの感じだ。
味はブレンデットという感じで、とてもまろやかで非常に飲みやすくて美味しい。
後味もさっぱりとして、アルコールの強さを感じさせない出来になっていると思う。
山崎よりも強く強調していない感じがして、個人的にはこちらの方が好きな味だった。
どちらも個性があって、飲み比べるととても楽しいウイスキーだ。
ただ気軽に見つけることができないのが最大の難点だな。
グラスの種類が飾られており、それぞれの飲み物にあったものを用意している。徹底しているな。
そして最後に無料の日本酒、我山荘を注文。
おちょこで入れてもらい飲んでみた。
凄くすっきりな味わいで、飲みなれていない人でも行けるんじゃないだろうか。
これの値段を確認をし忘れたが、値段によってはいいお酒なのだと思った。
ということで3種類のテイスティングが今回できたが、なかなか珍しいウイスキーが置いていてなおかつ値段も比較的良心的だと思った。
また新宿に行く機会があれば立ち寄りそうな感じの気軽さもあり、なかなかおススメができるバーとなっている。