大理2日目は、大理古城から北に20㎞ほど行ったところにある喜洲へと足を運んでみた。
この喜洲はペー族の古い街並みが今でも多く残されている地区で、一部は明の時代の建築がそのまま残っているものもあるようだ。
昔の建物や雰囲気も好きな自分としては、ここはチェックしておかなければと思い、大理古城から向かってみた。
大理古城から喜洲へのアクセスはとても簡単だった。
大理古城の西門のバス乗り場から洱源行きのミニバスに乗り、途中の喜洲近くで降ろしてもらう形でアクセスが可能だ。
↑西門近くのミニバス乗り場はこの辺。
西門から北に30mほどの場所で、ミニバスが5~6台ずらりと並んでいるので分かりやすかった。
一応バスの前には行先が書いているが、念のためドライバーらしき人に「喜洲」と見せるとこのバスに乗れとの指示。
相変わらず英語でのコミュニケーションは皆無だが、漢字でのやり取りで通じるのはありがたい。
前の看板を見ると洱源と下関(大理駅近くの新市街)の間を運行しているようだ。
指示されたこのバスにとりあえず乗車をする。
8割くらいの人で席は埋まっており、もう少し待てば出発しそうだ。
乗車して5分ほどで満席にはならなかったバスは出発。一応スマホを見ながらバスは順調に北へと進む。
そうして25分ほどで、運転手がここで降りろというようなジェスチャーをしたので降りてみた。
運賃は7元(約112円。1元を16円で計算)。同じ場所で降りた人も同額払っていたのでこの値段で一律なのだろう。
そうして到着したのは大きなT字路。
↑場所はこの辺。東に行けば喜洲があるのでここが最寄りのバス停なのだろう。
このT字路には電動トゥクトゥク的なものが数台おり、喜洲まで連れて行ってくれるようだ。
言葉は分からなかったが5元で行ってくれるみたいだが、そこまで遠くないし歩いていくことに。
陽射しがかなりきつく、建物も途中までなかったのでかなり暑かった。
東に向かって田園風景と、田舎の街並みを歩くこと10分ほど。
そして喜洲の手前にかなり立派なツーリストインフォメーションセンターが現れた。
中に入って地図をもらおうとするが、配れるものは無いとのこと。
飾ってあったものを写真に撮って喜洲に行くことにした。
↑インフォメーションセンターの場所はこの交差点にあった。
下記のバス待合所もこの交差点に位置している。
インフォメーションセンター前には、観光客向けの馬車がここに数台並んでいた。
主だった観光地にこの馬車で行くことが出来るのだろう。
結構中国人の観光客がこの馬車に乗っているのを見たけど、乗り心地も悪くなさそうだ。
ツーリストインフォメーションセンターの角には、喜洲から大理古城までのミニバスが待機していた。
こちらから大理古城に帰るミニバスの最終時間は18時半とのこと。
日帰りで行く際は、あまり遅くまでは居れないので注意が必要だ。
自分は帰りはここから乗車して、同様に7元で大理古城の東門に着くことが出来た。
看板もあるし、漢字も見せれば通じるのでそこまで行き来に不便は感じなかった喜洲。
このエリアは確かに昔の建物が多く、大理古城に来た際はここもできれば訪れたい、そんないい感じの雰囲気のこじんまりとした街だった。
往復の時間と街の観光を合わせると、大理古城から3~4時間あれば十分見て回れるだろう。
半日使ってでもできれば来るべき、おススメの観光スポットなのは間違いなかった。