2018年9月に泊まった、グリッズ札幌。
中心地、地下鉄すすきの駅から徒歩5分ほどで、商店街の中にあり立地はとても便利でよい。
ゲストハウス自体の建物は奥に広く大きいものの、入り口がかなり小さく普通に行き過ぎて少し探すような感じだった。
今回もいつも使っているBooking.comにて予約を行った。
Agodaを普段ご利用の方はこちらのページより詳細を見ることが可能。
↑場所はこの辺だが、グーグルマップを見ながら向かったが、それでも1度通り過ぎてしまった。
ゲストハウスは狸小路商店街に中にある
場所は狸小路商店街の5丁目に位置している。
正面から見るとカルビーショップの隣にあり、そこそこ看板も大きい。
しかし歩行者目線だと、カルビーの店が前に出っ張っており、そしてグリッズが奥まっているので、ほとんど看板が目に留まらないような形になっていた。
「ランチやってます!」みたいなのぼりを外に用意すれば、少しはわかりやすいのかも。
中の1階通路と受付け
入り口ドアを入って奥に行くと、エレベーターがありそちらで2階の受付へ。
夜から朝にかけての時間は、カードキーを使ってエレベーターを起動させる。セキュリティもかなりいい感じ。
2017年6月オープンという事で、とてもきれいな内装だ。
受付でチェックインを済ませたが、部屋には16時以降じゃないと入れないという事で、荷物を預かってもらい観光に出た。割とその辺はきっちりルール化されているようだ。
エレベーター、ドミトリ―内に入る際に使うカードキーと、貴重品ボックス用の鍵が渡される。デポジットはないが、なくすと数千円の請求があるようなので気を付けないと。
ドミトリー部屋内部
3階と4階がこのようなドミトリーになっているようで、それ以上の階は個室やファミリールームなどを用意しているようだ。
しかしこの1フロアで30ベッドもあった。しかも一番驚いたのは各ベッドのスペースだ。
非常に広く作られており、かなり満足度が高かった。
▼ベッドの様子
上下2段のカプセルタイプのベッドで、今回は上部を使用した。自分が泊まったのは男女共用30人ドミトリーで1泊2369円だった。朝食はここに含まれておらず別途500円で食べることができる。
無料Wi-Fi、ライト、電源1口、USB電源1口、ハンガー1個、タオル掛け、貴重品ボックスがあり、バスタオルも付いていた。
普通にカプセルの奥に電気のスイッチがあるのだが、こちらは入り口部にも用意されており、明るい状態で部屋に入ることができる。細かい配慮が好印象だ。
部屋の奥には注意書きがある。また、畳まれたシーツ類は自分でセットをする必要がある。
そして大き目のバスタオルも1枚付いてきた。
▼ベッド横のスペース
このゲストハウスで一番感動したのが、このスペース。
リュックや小さいスーツケースを、そのまま横におけるくらいの場所がある。
貴重品を管理する鍵付きの箱もあり、スマホなどを充電しながらシャワーなど外に出ることができる。
ノートパソコン、デジカメなどを入れるには、十分入るサイズの箱だった。
小さなことかもしれないが、本当に利用者の事をよく考えてると思った。
また上部には、ハンガー1つとタオル掛けの棒も用意されている。
ただ1点、惜しいと思ったのが、このようにコンセントで充電をしながら箱上部のふたを開けると、コンセントとふたが干渉をしてしまう事だ。あと10センチ左にあれば完ぺきだった。
それでも、本当に便利で感動した。
▼ベッド下の下足入れ
ベッドの下部にはこのような靴入れも用意されている。
しかしほとんどの人が、ここを使わずそのまま廊下に置いている感じだったが。
梯子は鉄製でしっかりしているが、少し足場が細く直角で急なので、上り下りが大変な人もいるだろう。
▼その他のベッド
基本的には縦に入る形の部屋が多いようだが、中には横に入る部屋も用意されていた。
トータルのスペースや装備としては、ほぼ同じだろうから問題ないだろう。
ドミトリー入り口横にある荷物ロッカー。
スーツケースなどを置けるし、自分で鍵付きチェーンを持っているなら金属のポールに繋ぐことも可能だ。
入り口の扉はカードキーで開閉をするようになっており、扉自体もかなり重く分厚いので、防音性がかなりありそう。
出てすぐある洗面台のドライヤー音を、配慮しているのかもしれない。
バス、トイレと洗面台
ドミトリー部屋をでてすぐ横にある洗面台。
計5台あり、ドライヤーとハンドソープが用意されている。
このフロアで30名分のベッドはあるが、宿泊した際は全然混んでいる感じはなかった。
▼有料販売の案内
各種アメニティー類も有料で販売、貸し出しをしている。
▼シャワールーム
割と広めのシャワールームには、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーが設置されている。
水量、温度もまったくもって素晴らしい。
また、面白いと思ったのが、珪藻土をつかったバスマットがあったこと。
宿泊施設で初めて見たけど、普通に家に欲しくなってしまった。通常のマットだと大人数が使うと、すぐべたべたに濡れて見た目も悪くなるが、これならすぐ乾くし管理も楽だろう。
どこまでメンテナンスがいるのかわからないが、素晴らしいアイデアだと思う。
▼トイレ
いたって普通に綺麗なトイレ。トイレは男女で分かれていたが、少し少なく感じた。
▼2階にあるランドリースペース
洗濯、乾燥も有料で2階で使用可能となっており、2台セットで置いてあった。
洗濯100円、乾燥200円のようだ。
2階受付兼、共用スペース
こちらは24時間自由に使うことができ、無料のお茶やコーヒーなども飲むことができる。
▼エレベーター内に掲示されている朝食案内
割としっかりした朝食が、別途500円で食べることができる。
必要な場合は、前日の21時までに予約が必要とのこと。
注文をすれば2階にて食べることができる。
▼キッチン
火を使うような料理はできないが、オーブン、電子レンジ、湯沸かし器などがありいつでも使用可能だ。
ゲストハウスの近くには、レストランやコンビニなどいくらでもあるので、これで十分だと思う。
20~25人ほど座れるスペースもあり、作業もここでできるだろう。
無料で使えるPCも2台あった。
2階から見た外の商店街の様子。目の前にはJRAのWINSがあった。
ゲストハウスとビジネスホテルの間という感じのお店で、個人的にはかなりいい場所だと思った。しかし、ゲストとの交流という面ではあまりできないのかなと思うので、旅行先での出会いなどは少し難しいかもしれない。
普段昼間は観光をしており、夜は寝るだけという感じだったので、綺麗な設備で自分にとって本当に居心地が良い宿だった。
今回もいつも使っているこちらのBooking.comにて予約を行った。
Agodaでのページはこちら、サイト内での評価は9.0ポイントとなっている。
総評
立地 : ★★★★★ ほぼ中心地で、市内の移動にしてもとても便利
設備 : ★★★★★ 設備は総じて綺麗で、清掃もきちんと行き届いている
雰囲気 : ★★★★☆ 2階共有スペースでゆっくりできる
スタッフ : ★★★★☆ ビジネスライクな感じは否めないが、親切に対応をしてくれた
名称 – グリッズ 札幌 ホテル&ホステル
住所 – 〒060-0063 北海道, 札幌市, 中央区南3条西5丁目32番
最寄り駅 – 地下鉄南北線 すすきの駅から徒歩5分
Web サイト – グリッズ札幌