埼玉県大宮のソニックシティにある再交付・国外運転免許センターで国際運転免許証を取得してみた

今回の記事は、海外での運転に必要な「国際運転免許証」を埼玉県大宮にあるソニックシティで取得したというお話になります。

後述しますが、この国際運転免許証さえあればどこの国でも運転が可能!になるわけではありません。

ジュネーブ条約という条約を締結している国と地域のみで有効となっています。

次回旅行予定のタイ王国はこのジュネーブ条約を締結しているので、国際運転免許証があればバイクや車を問題なく運転することができるので取得してみました。

目次

国際運転免許証の取得目的

2019年4月過ぎに行く予定である訪タイ時に、ちょっと行ってみたい場所が何か所かありました。

そのうちの一つがパタヤからバイクで20分ほど行ったところにある、昔ながらの中華街です。

ただここはなかなか不便な場所のようで、行く方法について調べてもなかなか見つけることができませんでした。

私はタイ語は話すことも読み書きもできないので、日本語サイトで探しましたがそこまで有名な場所ではなさそうです。

普通に道を走っているソンテオでは無理(チャーターすれば行けるかも?)そうだし、バイタクに頼む?と行けそうですが・・・。

少し悩んだ挙句、目的地は面白そうだしぜひ行きたいし、どうせなら自分でバイクを借りて行ってみようかな!という結論に至りました。

原付サイズ(日本でいうと~125㏄クラス)のバイクだと1日、150~200バーツ(約500~600円)程度で借りれると記憶してて、バイクがあれば他の場所にも気軽に行くことができます。

基本的にタイのパタヤは自由な感じそうに見えますが、最近のパタヤは日中でも警察の検問が多くあると聞いているので、やはり念のため?(笑)というか当然、国際運転免許証は必要だと思い取得することに。

ということで、埼玉県内の国外運転免許センターに行ってきました。

大宮の国外運転免許センターへ

埼玉県内で国際運転免許証を取る際、大きく2つの方法(場所)に分かれ、1つは即日発行ができる場所として大宮のソニックシティ4階にある「再交付・国外運転免許センター」と、鴻巣にある「運転免許センター」の2カ所があります。

もう1つは2週間ほど時間はかかりますが、埼玉県内にある近くの警察署の運転免許窓口で発行することもできます。

この時すでにタイへのフライトが2週間を切っていたので、時間の関係上大宮の国外運転免許センターに行くことにしました。

ちなみにこのセンターで国際運転免許証を取得するときは、国内の運転免許証とパスポートが必要になります。

他にも少し変わった大きさ(縦5㎝x横4㎝)の、6か月以内に撮影した顔写真と申請用紙も必要となりますが、この2点は現地で取得することができるので問題ありませんでした。

場所や詳細については、こちらの埼玉県警察のページで確認ができます。

国外運転免許センターの受付時間は平日の8時30分~11時30分13時00分~16時30分ということだったので、平日の午後の時間を狙って午後の時間早め13時過ぎに、上記2点の免許証とパスポートをもって大宮駅に到着。

※2022年8月追記

前述の受付時間が変更しており、
月曜日~金曜日までの午前9時00分~11時30分、午後1時00分~4時15分と変更されています。

今後も変更の可能性は十分ある得るので、訪れる前は公式サイトでご確認をお願いします!

そこから駅を西口に出て歩いて、5分ほどで目的のソニックシティに着くことができました。

大宮駅西口を出てさらに西に行くと、ソニックシティが見えてきます。

この奥に見える高い建物がソニックシティ。ここの4階に国外運転免許センターが入っています。

↑ソニックシティの場所はこの辺です。

近くて一本道、しかも駅から目的地のビルが見えているので非常にわかりやすいですね。

ソニックシティの1階に入るとこのような看板があり、ちゃんと4階に目的地の場所が表記されていました。

そして4階へ向かいます。

4階の奥に見えてきたのが、再交付・国外運転免許センターになります。

ソニックシティの再交付・国外運転免許センターで申請

受付時間は変わっている場合があるので要確認

埼玉警察再交付・国外運転免許センターに到着したので、さっそく国際運転免許証の申請を行います。

中の様子は撮影禁止なのでしていませんが、先に来ていた人が大体10人くらいいました。

到着したのが13時25分頃です。

室内に入って国際免許証の取得申請を伝えると、申請用紙を渡され手数料の2,350円を先に支払います。

そして、その申請用紙に必要事項を記入し、後ろに置いてある証明写真機で自身の顔撮影を行います。

ここの写真機は1回800円でした。

事前にこのサイズの証明写真を駅で撮ろうとしたものの、縦5㎝x横4㎝というサイズの写真を撮れる機械が全然なく、まー現地に行けばあるでしょ!ということで、ここで撮って提出することが無事にできました。

撮影機はとてもシンプルで、お金を入れて撮影、で終了。

普通のこのような撮影機だと2~3回撮り直しとか顔の位置調整とかあると思いますが、この機械は一切なく1回限り。気合い入れて臨んでください(笑)

一瞬調整画面が現れたものの、一瞬で消えてそのまま印刷されたものが出てきます。

大き目の写真が2枚と、小さめの写真が2枚の計4枚の顔が写った写真1枚が出てきて手に入れることができました。

これをそのまま切らずに、受付に提出をするようです。

そして最初にもらった上記の申請用紙に必要事項を記入をしたら、順番待ちの札をとり少し待つと番号が呼ばれ、運転免許証とパスポート・上記申請書類・証明写真(1枚に切らずに印刷され出てきた写真そのまま)を渡して、国際運転免許証を作成をしてもらうため再度待ちます。

最初に30分ほど見てもらえれば受け取れると思います、と受付で伝えられそのつもりでいましたが、なんとも作成は早く10分もしないうちに完成し、再度受け渡しのため呼ばれました。

国際運転免許証の取得と注意点

ということで、13時40分には無事に国際運転免許証をゲット。

今回必要になった費用は、国際運転免許証申請費が2,350円、証明写真代800円の計3,150円となりました。

かかった時間はラッキーなことに、到着して発行し免許証を受け取れるまでで15分ほど。

いやマジで思ってたより早かったです。

この時はかなり人も少なくスムーズに取得できたのかなぁと感じています。

もし海外で運転が必要になりそうな場合、そして時間が限られている場合はここでの申請がとてもおススメだと思います。

ちなみに国際運転免許証の期限は1年ということで、「使用が終わり期限が来れば最寄りの警察署に返してください」という案内を最後に受けこの場所を後にしました。

取得した国際運転免許証の注意点について

今回無事に取得できたこの運転免許証に関し気を付ける点の1つが、あくまでこの国際運転免許証は国内運転免許証の翻訳にあたるようで、日本の運転免許証の本体も同時に所持する必要があると言う事です。

なのでこの2点をセットで持つことで海外での運転が可能となります。

今回、国際運転免許証取得のため参考にしたページはこちらです。

ジュネーブ条約締結国について

ジュネーブ条約原本

また記事の最初にも少し書きましたが、あくまで日本の運転免許証を持っており、その翻訳となる国際運転免許証はジュネーブ条約を締結している国で有効となっています。

上のリンク先にある約110の国と地域で締結していますが、逆にそれ以外の締結していない国と地域では、これを持っていても意味がないということになります。

締結国以外で運転する場合は、その国の大使館などで運転できる細かい条件があるようなので、個別に調べる必要があるでしょう。

今回は以上となりますが、埼玉県在住の人でとにかく時間がなく簡単に国際運転免許証を手に入れたい方は、今回の方法は時間的にかなりお勧めなので、ぜひ上記を参考に大宮で申請を行ってほしいと思います。

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