カンチャナブリ―での観光 JEATH War Museum

自転車を借りてまず向かったのが、ゲストハウスから南側に3kmほど下ったところにある、
「JEATH war museum」。

カンチャンナブリー中心部には似た名前の戦争博物館が2つあり、1つはこの博物館ともう1つはクウェー川鉄橋の近くに「World War 2 & JEATH war museum」がある。
名前の由来は、当時鉄道建設にかかわった日本(Japanese)、イギリス(English)、オーストラリア(Australian)、アメリカ(American)、タイ(Thai)、オランダ(Holland)の頭文字を取り付けられたようだ。

ワット・チャイチュムポンチャナソンクラーム(Wat Chaichumphon Chanasongkhram)の横にあるので、このタイ語名の文字「วัดไชยชุมพลชนะสงคราม」で検索をした方が分かりやすいかもしれない。Googlemapでは、日本語名、英語名とどちらも検索ができなかった。

自転車で川沿いの道を走っていたら、上記の入り口を見つけることができた。
入場料は40バーツ(約136円。1バーツを3.4円で計算)。

 

▼博物館の展示室

この博物館は比較的こじんまりしていたが、上の建物は泰緬鉄道建設時の戦争捕虜収容所を再現しており、この中には写真やイラストが多数飾られている。

 

▼入り口部の鉄道模型

中に展示されている写真やイラストは、写真不可という表記があったので撮っていないが、
がりがりに痩せた捕虜など、インパクトのあるものも含まれていて、当時の状況がいかに厳しかったのかをうかがう事ができる。一部の写真には日本語での説明文もあった。
建物はコの字に作られており、出たところに日本語で書かれた石碑も立てられていた。

 

 

▼別の建物

他にある建物中には当時使っていた銃や、ヘルメットなどの装備を展示しているブースがあった。その奥にあった爆弾の展示物。

 

▼博物館敷地内

博物館敷地内はきれいに整備されていて、川沿いに道路が舗装されていた。

 

▼泰緬鉄道についての看板

泰緬鉄道についての距離と場所を表示した看板もあり、どれだけ長距離で過酷な工事だったかがよくわかる。上の写真の川を指している赤矢印が、カンチャンナブリー付近。
展示物はそれほど多くないが、入り口部に日本語での館内案内の紙もあり、当時の写真、イラストを見るだけでも来る価値があると感じた。

 

▼隣にあるお寺 ワット・チャイチュムポンチャナソンクラーム

かなり大きなお寺で、馬に乗ったブッダ?のモニュメントが印象的だった。
こちらは無料で入ることができた。

北側にある「World War 2 & JEATH war museum」は、車やバイクなどもあり立体的な展示物が多く、こことは違った雰囲気なので、時間がある方はどちらも行っても良いかと思う。

名称 : JEATH War Museum
開館時間 : 毎日 09:00‐17:00
入場料 : 40バーツ

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