カンチャナブリーからナムトック(サイヨークノイ滝)までの鉄道での観光

この日は泰緬鉄道最終地点となる、ナムトックへカンチャナブリーから鉄道で移動をした。
途中には、クウェー川鉄橋や、アルヒル桟道橋、最終地点のサイヨークノイ滝など見どころもあり非常に楽しめた。

タイとミャンマー国境付近の鉄道は、戦後イギリスによって撤去させられたため現存している鉄道の最後がナムトック駅となる。

 

▼駅構内の時刻表

鉄道のチケットは当日、カンチャナブリー駅で購入することが可能。
カンチャナブリー駅からナムトック駅へ向かう際は、向かって左側の席がアルヒル桟道橋を通るときに、良い景色を見ることができる。

当日のチケットは列車到着の30分前に発売が開始されるようだ。
今回は、カンチャナブリー駅10時35分発の「257」の列車に乗った。
9時50分頃駅に到着をし、カウンターで問題なく左窓側の席を確保することができた。
駅には英語が話せる観光スタッフもいて、列車の案内など丁寧にしてくれた。

 

▼購入したチケット

チケットは区間関係なく、外国人は一律100バーツ(約340円。1バーツを3.4円で計算)となっている。

 

▼カンチャナブリー駅構内

駅の中には売店があり、スナックやジュースを買うことが可能。
後ほど乗る車両はすでに駅で待機をしており、バンコクから来た列車と連結をしたのち、ナムトックに向かうようだ。

 

待つこと約30分、定時より10分ほど遅れてバンコク(トンブリ駅)からの列車がやってきた。

 

▼カンチャナブリ―駅に入る気動車

先頭の気動車が一度離れ、カンチャナブリー駅で待っていた車両をつなぎ、バンコクからの車両と挟み込むように再連結をして、10時50分に発車した。

 

▼列車内の様子


カンチャンブリー駅からの乗車は思った以上に少なかった。大体2~3割だろうか。
物売りの方々も乗り込み、5分ほどでクウェー川鉄橋駅に到着。

 

▼クウェー川鉄橋駅の様子

クウェー川鉄橋駅につくと、そこには大勢の観光客が待っていた。
ツアーで参加をする方がほとんどだった。この駅からの乗車で車両はほぼ満席状態に。

 

乗車後、クウェー川鉄橋前で一度止まり、警笛を鳴らしながらゆっくりと橋を渡って行った。

 

橋の途中には写真を撮ったり、通過を待つ人がいた。
その後、約1時間ほど田舎の景色の中をのんびりと列車は進む。

 

 

▼アルヒル桟道橋周辺の動画

橋は木製でかなり迫力があり、高さもあるので有名な観光名所となっている。
車内の乗客も一斉にスマホ、カメラを取り出しその通過を楽しんでいた。

 

▼タムクラセー駅

12時10分頃、アルヒル桟道橋を通過しタムクラセー駅に到着。
クウェー川鉄橋駅から乗ってきた観光客のほぼ全員が、この駅で下車。おそらくここで昼食をとって観光をし、カンチャナブリーへ車で帰るのであろう。
多くのハイエースが駅で待機をしていた。

ちなみにアルヒル桟道橋は、普通に徒歩で移動することができ、クウェー川のそばを絶景を眺めながら観光をすることが可能。線路近くには、戦争中鉄道建設に携わった捕虜や、現地労働者の宿泊所として使われていたクラサエ洞窟があり、中にある仏像も見ることができる。

今回はこのまま乗車して終点のナムトック駅まで行ったが、ナムトックの観光はそこまで目立ったものはなく、この駅で下車して観光をし、折り返してきた列車でバンコク方面に戻るのもいいと思った。
おおよそ折り返し列車が来るまで1時間~1時間半ほど時間があると思うので、十分可能だと思う。

 

▼ナムトック駅

12時55分、無事に終点ナムトック駅に到着。時刻表を見ると約20分遅れでの到着のようだ。

 

▼ナムトック駅構内

 

▼ナムトック駅前

ナムトック駅周辺は特に見どころはなく、駅前にソンテオ乗り場とレストラン、お土産屋が数件あったのみ。
もう少し奥に行ったところに、本当の鉄道終点ナムトックサイヨークノイ駅があり、サイヨークノイ滝や静態保存されている蒸気機関車を見ることができる。
ナムトック駅から20バーツで、サイヨークノイ滝までソンテオで行けるようだが今回は歩いて向かった。
ちなみにこの駅からは、ソンテオをチャーターしてカンチャナブリーへ戻る方法しかないらしい。

 

▼途中の道からの風景

看板と地図アプリを見ながら、歩くこと20分ほどで、サイヨークノイ滝に到着。

 

▼ナムトックサイヨークノイ駅

サイヨークノイ滝の前に現れた、ナムトックサイヨークノイ駅。
特別な場合だけ列車がこの駅まで来るようだが、普段はここまで列車は来ない。
かなり雰囲気のある場所だ。

 

▼静態保存されている蒸気機関車

駅の奥には三菱重工製の蒸気機関車が鎮座している。
見た感じはかなり綺麗で、メンテナンスをすれば動くんじゃないかと思うほどだ。
当時この汽車を使って色んなものを運んでいたことを考えると、非常に感慨深い。

 

▼サイヨークノイ滝

蒸気機関車のある場所からさらに奥に2~3分歩くと、サイヨークノイ滝が見えてくる。
雨季だったためか、水量は多く現地の子供が水遊びをしていた。
一帯が公園のようになっており、かなりリラックスができる雰囲気だった。

 

現存している泰緬鉄道の最終地点ナムトックサイヨークノイ。
当時の鉄道建設の過酷さが、ここでも感じれるところだった。