カンチャナブリ―での観光 クウェー川鉄橋を渡る列車を見よう

カンチャナブリーに来た際は、恐らくほとんどの人が訪れるであろう「クウェー川鉄橋」。
折角来たのだからやはり、列車が鉄橋を通るシーンを間近で見たい、写真を撮りたいと思う人は多いはず。
自分が今回見た、場所、時間帯と橋について紹介したいと思う。

このクウェー川鉄橋について簡単に説明すると、当時泰緬鉄道はビルマ側、タイ側の双方から建設が進められ、その工程内で難工事とされていたのが、クウェー川に架ける鉄橋建設とその前後のルートだったようだ。
その理由に、クウェー川が急流ということもあり建設は難航。そこで、鉄橋完成までの間に使う資材運搬用の橋梁として、鉄橋下流に木製の橋梁が急遽架けられる事となり、その木橋は「World War II & JEATH War Museum」に今でもその一部が残されている。

 

▼「World War II & JEATH War Museum」の施設内に残されてある木橋の一部

木橋は1942年12月に完成し、次いで鉄橋も1943年5月に完成したようだ。
泰緬鉄道の全通は1942年10月のことであり、当時海上での補給ルートが失われ、ビルマへの唯一のルートとして重要な鉄道となった。

米英軍は1944年秋、日本軍のビルマへの唯一の補給ルート・泰緬鉄道破壊を狙う作戦に出た。その際、最重要目標となったのがクウェー川鉄橋。何度も爆撃されては壊され、そして修理をし最終的に補給路を完全に絶つことはできなかったようだ。

 

▼「泰緬鉄道博物館」の館内に掲示されている写真

連合国軍に爆撃された手前のクウェー川鉄橋と、奥に見える木橋。
木橋の方は戦争最後まで耐え抜いたようだが、1946年大雨による増水で姿を消したらしい。

 

▼オリジナルと修復後のトラスの違い

現在のクウェー川鉄橋は、一部に橋脚の間隔とトラスの形が異なる部分があり、これが爆撃で破壊された箇所である。オリジナルは円型のタイプだが、爆撃され修復された箇所は角ばっている。
上部の写真手前がオリジナル、橋脚間のトラスが円形に曲がっていて、奥のトラスは角ばっているのが分かる。

橋についての簡単な説明は以上。

 

▼クウェー川鉄橋駅の時刻表

2018年8月現在のクウェー川鉄橋駅の時刻表。
基本的に1日6回(上下3本づつ)、鉄橋を通過する。
時刻表上部にある「485」「257」「259」がバンコク側からくる列車。
時刻表下部にある「260」「258」「486」が反対のナムトック側から来る列車となる。

おおよその目安として、ARR.TIMEの30~1時間程度前に鉄橋に居れば見れるだろう。
ちなみに自分は、「259」のバンコクからナムトック行きの列車を見ることができた。

時刻表通りに行けば、16:32分に駅に到着し1分後の16:33分に駅を発車するので、
橋はその2~3分後に渡ることになる。
しかし当日は約30分遅れで到着をし、17:00頃鉄橋の通過シーンを見ることができた。

 

▼クウェー川鉄橋駅

バンコクからの列車は、上記写真奥から手前側に向かってくる。

 

▼クウェー川鉄橋前の広場

列車が駅を出ると、警笛を鳴らしながら一度この広場で止まる。
その間に、列車と写真を撮る人が目立った。

 

 

▼クウェー川鉄橋を渡る列車

列車が川を渡る前には徒歩で自由に通行が可能であり、あえて近くで見る場合は鉄橋上の退避スペースで待つことも可能。

 

かなり低速なスペースでのんびり渡って通過して行った。

ナムトックからバンコク側に向かってくる列車は、気動車を先頭にしてクウェー川鉄橋駅に向かって来るので、また違う写真が撮れるだろう。
その場合、上記時刻表のARR.TIMEより少し前に当然鉄橋を通過するので注意が必要。
恐らく警笛が鳴ると思うので大丈夫だとは思うが。

 

▼鉄橋内の様子

一定間隔で左右に退避スペースが設けられている。
といっても、列車はかなり近くを通過するので注意が必要だ。

 


列車が通過しない時間は、自由に橋を行き来することができる。
それぞれ記念写真などをとっている人が多かった。

 

奥にはお寺があり、水上バイクを楽しむ人もいた。

 

▼クウェー川鉄橋前の広場付近からの撮影

鉄橋近くにはレストランや、小さなマーケット広場もあり、お土産なども購入可能。
列車が来るまで時間をつぶすことが、十分できるだろう。
この位置で橋に向かって写真を撮り、上記のようなものを今回撮ることができた。

もう少し天気が良ければ、夕日を交えた写真が撮れたかもしれないのが悔やまれる。
しかし無料でこのような体験ができる事もあり、とてもおススメの観光スポットだ。