仙台市博物館の見学を終え、次なる場所へと向かった。
そのまま博物館の裏を通り抜けると、あの有名な伊達政宗のある場所に行けた。
結構な坂道を歩くこと10分ほど。
仙台城の石垣が綺麗な状態で見えてきた。
石と石の間にほぼ隙間がなく、めちゃくちゃすごい!
ちゃんと観光名所の近くに、案内板があるのが素晴らしいね。
とても観光客に親切だと思う。
そして見えてきた護国神社の鳥居。
今年に入って初詣に行っていなかったので、ここが初詣の場所になった。
もう新年から10日ほどたっており、一部装飾のかたずけが始まっていた。
そして先に進むと大きな広場があり、伊達政宗像が見えてきた。
甲冑を着用した、伊達政宗騎馬像。
神社側を背にし、仙台の街を一望するような形で作られている。
凛々しくてとてもカッコいいな。
戦時中に銅の徴用があったため、一時はここからなくなり今あるものは2代目のようだ。
このプレートが昭和39年のものだからその時期に、今の2代目ができたのだろう。
すぐそばにある展望台からの様子。
中央左に先ほどまでいた仙台市博物館を見ることができる。
この展望台にあった案内。
昔と今の対比ができるので面白い。
そしてこの伊達政宗像の近くに、慰霊碑があった。
西南の役や日清戦争などに従軍した、陸軍の戦没者に対する慰霊碑のようだ。
2011年3月の地震以前このトビは碑の上にあったが、地震の影響で落下し今の位置に展示をしているらしい。
そして護国神社へとお参りをしに行った。
この日はお祭りの提灯のかたずけをしている最中だった。
城壁の近くの鳥居も大きかったが、ここもかなり立派な大きさで迫力がある。
沢山の絵馬が飾られていた。
自分は普通にお賽銭を入れ参拝を。
今年も楽しく過ごせますよう願った。
そして隣にある英霊顕彰館というところに、戦争に関する資料があるということで入ってみた。
入場料は高校生までは無料、大人は300円だった。
規模は小さいものの、かなり充実した展示物で、明治維新・戊辰戦争から日清日露戦争、第一次世界大戦、大東亜戦争、戦後と戦争の歴史について解説と、遺品などの展示がされていた。
中は写真撮影OKだったので一部紹介。
明治維新のコーナー、坂本龍馬の絵などが飾られていた。
日清、日露戦争のコーナー。
戦争が起きた原因などがまとめられ書かれており、当時の写真なども併せて展示されている。
館内には数隻の大きな模型が並んでいた。
かなり精巧に作られとても迫力があった。
硫黄島での遺留品収集では、食料が黒く変色していたものの腐敗せず残っているものが見つかったようだ。
水もなく戦ったこの島の戦いは、想像もできないくらい大変だっただろう。
沖縄で出土された遺留品など。
空と海との特攻についてもコーナーとしてあった。
一番迫力があったのがこの1/100サイズの戦艦大和。
いったい作るのにどれくらいの時間がかかったのだろうか。
東京裁判で日本は無罪だったと言ったパール判事も展示されていた。
ゼロ戦の模型。
戦後独立したアジアの国々。
小さな展示室だったがその中にぎっしりと濃いい内容のものがあり、非常に見ごたえがあった。
この護国神社に立ち寄った時には、ぜひ行ってほしい資料館だと思う。
お勧め度:★★★★☆
名称 : 英霊顕彰館
住所: 〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内1
営業時間:4月~9月 午前9時~午後5時まで / 10月~3月 午前9時~午後4時まで
※2019年2月28日までは土日祝日のみの営業
入場料:大人300円
HP:英霊顕彰館