〚4K60P動画〛iPhone12ProMax 広角カメラテスト 大阪 梅田駅周辺を夜間での街歩き

前回は夜の梅田の街歩き動画を超広角カメラで撮影してみたが、今回は広角カメラを使用して同様に街歩き動画を撮影してみた。

またそれらの画質の比較について後半に載せている。

 

目次

iPhone12ProMax 広角カメラを使用してのテスト撮影

 

撮影したルートは全く同じではないが、明るいシーン、暗いシーンと混ざるように歩いて撮影。

初めて広角カメラを使って夜景シーンの撮影をしてみたが、超広角カメラに比べ暗い所でもノイズの乗りが少なく、綺麗な映像を撮影することが出来たと感じた。

 

カメラレンズのf値は超広角カメラが「f2.4」、広角カメラが「f1.6」とレンズのf値が小さく暗さに有利な点も大きいのだろう。

Appleの公式ホームページには、「広角カメラは47パーセント大きいセンサーと、より大きなピクセルを持ったので、集まる光の量が劇的に増えました。」とiPhone12Proとの広角カメラの比較については書かれているが、超広角カメラについては何もなく同様のもののようだ。

 

ただ残念な大きな問題点も撮影して分かったが、超広角カメラではほとんど気にならなかったゴーストが、広角カメラではかなり目立って出てしまう事。

特に夜間のライトは顕著にゴーストがでて、こんなにひどく出るものなのか、と正直かなりショックだ。

前から問題点になっていたのは知っていたが、3眼のうちの特にメインの「広角レンズ」の弱点だったのが良く分かった。

 

 

 

★iPhone12ProMaxの設定★

・4K 60fps

・HDRビデオはオン

・広角カメラを用いての撮影

 

 

★撮影機材★

・Apple iPhone12 Pro Max 
 
・DJI Osmo Mobile 3
[amazon asin=”B07RSPPQ18″ kw=”DJI Osmo Mobile 3″]
 
 

 

iPhone12ProMax 広角カメラと超広角カメラのシーン比較

 

こちらが前回、超広角カメラで撮影した動画。

 

 

下記に、前回の超広角カメラで撮影した動画と、今回広角カメラで撮影した動画から、それぞれのシーンを比較するため何枚か切り取って画像を載せてみた。

 

1)アトリウム広場

 

超広角カメラで動画撮影したシーンの切り抜き。

 

広角カメラで動画撮影したシーンの切り抜き。

 

大体同じような画角になるように、動画から切り取ったアトリウム広場を見るシーン。

超広角カメラの画像は全体的に暖色がかっているように見える。シャープさはやはり広角カメラの画像がはっきりとしているかな。

超広角カメラでは2階からの撮影だったが、広角カメラでは1階に降りて同じくらいの画角になっている。

やはりこのような風景を撮影する場合は、超広角カメラの画角は素晴らしく便利だなぁと改めて思う。

 

2)うめきた広場のクマのオブジェ

 

超広角カメラで動画撮影したシーンの切り抜き。

 

広角カメラで動画撮影したシーンの切り抜き。

 

ほぼ同じ場所から撮影しているこのシーンでは、これだけの画角の差が出ているのが良く分かる。

比較的暗いこのようなシーンでは、広角カメラでの動画撮影が明るく写るので得意だな。

イルミネーションが付いている背後の木なんかも超広角では潰れているように見えるが、広角カメラでは一本一本くっきりと写されているのが分かる。

超広角カメラが残念なんじゃなくて、広角カメラ性能が本当に凄いのだと思う。

 

 

 

3)JR大阪駅外観

 

超広角カメラで動画撮影したシーンの切り抜き。

 

広角カメラで動画撮影したシーンの切り抜き。

 

テレビのニュースインタビューなんかでもよく映る、阪急百貨店がある歩道からJR大阪駅を見たシーン。

ある程度の明かりがあるところでは、超広角カメラでもそこまでひどく暗い、という印象はないかな。むしろ頑張っているなぁという感じ。

しかしここでも、広角カメラのシャープさは凄いとしか言いようがない。

撮り比べはしていないけど、自分が持っているミラーレス一眼とあんまり変わらないんじゃないかなぁ、と思ってしまう。

 

4)阪急東通り商店街

 

超広角カメラで動画撮影したシーンの切り抜き。

 

広角カメラで動画撮影したシーンの切り抜き。

 

ライトが多い明るいこのような商店街の中なら、少し暗いが超広角カメラでも広角カメラと遜色ないレベルで綺麗に撮影が可能だ。

どちらのカメラも素晴らしい。

 

5)広角カメラで動画撮影したゴーストが出てしまっているシーン

 

以下の画像は、すべて広角カメラで動画撮影をした際にでたゴーストのシーン。

本当ならば、超広角カメラで同じシーンを撮影してどのような違いが出るのかを見る必要があるのだが、全く同じシーンは撮影出来ておらず、広角カメラでの画像のみ載せている。

 

ヨドバシカメラ梅田の看板が、大きくゴーストとなって画像上部に反転して写り込んでしまっている。

 

画像中央にある3連の光が2か所、空中に浮いているように映り込んでしまっている。

 

街灯の黄色い強い光がビルの左に写り込んでいる。

 

上記の動画から切り取ったシーンは一例だが、この記事の一番上にある今回広角カメラで撮影した動画を見ていただければ、かなりの頻度でゴーストが写り込んでいるのが分かるだろう。

以前の超広角カメラで撮影したものと比べると差は歴然。

とても残念だけど、これは確かに騒がれるレベルの問題点と感じてしまうかな。

 

なぜ超広角と広角でこんなにも差が出てしまうのかは謎でしかたないが、撮影するシーンごとに割り切って撮るしか今のところは対処ができないだろう。

今回広角カメラを使って撮影してみたが、画質の差はかなりあり、ゴーストの点を除けば非常に満足するクオリティの動画が撮れたと感じる。

広角レンズに社外品の超広角レンズを取り付けてみる?など、何かこの広角レンズの綺麗さを生かした動画撮影が出来ればなぁと考えている。

昼間は超広角レンズで十分満足するレベルなので、その点は問題ないかな。

 

また比較できる動画を撮影出来たら、今回のような記事にしたいと思う。

以上!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次