LCC(Low-cost carrier, ローコストキャリア, 格安航空会社)が多く就航していて、最近よく使う成田空港。
最近でいうと国内線のLCC(ジェットスター)や、タイ行きのLCC(エアアジアX)に乗ることがあった。そのLCCのフライトの中には安い代わりにフライト時間が早い、なんて言う便も中にはある。
そんなフライトを予約した時はどうしても前日に空港に入っておき、空港泊をせざるを得ない状況が出てきてしまう。
こんな時に使えるお勧めのエリアを見つけたので、今回はそのエリアについて紹介。
ちなみに施設利用日は2019年4月となっている。
※2020年2月追記
※2022年12月追記
成田空港第2ターミナルの待合所
従来自分も使っていた、成田空港第2ターミナルの待合所。
主に1階か2階にそのような仮眠ができる待合所(長椅子など置いているスペース)があるが、来るタイミングによっては既に満席という状況も多々ある。
椅子でも空いていれば座りながら寝ることもできないことはないが、可能ならば横になりたい。
何とか他にいい場所がないかなぁ、そう思っていた時に見つけた「北ウェイティングエリア」という場所がある。
これがまた利用客もそこまで多くなく、遅い時間でも横に慣れる場所が確保できたので、とてもいい場所だと思った。
北ウェイティングエリアの場所と使い勝手
成田空港のパンフレットから抜粋。
この北ウェイティングエリアは、第2ターミナルと第3ターミナルの間に位置している。
上記の地図左上、緑枠で囲ったのがそのエリアだ。
”早朝便をご利用になるお客様や乗り継ぎ時間が長いお客様に、ゆっくりとお寛ぎいただける無料の待合エリアです”と書いてある。
と言う事で早速どんなところか見に行ってみた。
今回は京成線を使い。成田空港第2ビル駅に到着。
地下1階から上に上がり、到着ロビーBへと向かう。
上記写真の到着ロビーBを抜けて、第3ターミナル方向に進む。
進んでいくとヤマト宅急便の配送センターがあるので、それを通り奥に行く。
すると第3ターミナルと、北ウェイティングエリアの文字が見えてくる。
建屋内はこれ以上進めないので、一度外に出て第3ターミナル方向に進む。
奥に行くと第3ターミナル行きのバス乗り場があるので、この右手の通路を通過して徒歩で向かう道をまだ進んでいく。
するとその途中でこのような柱に着いた看板が出てくる。
いままで何回もこの通路を通っていたが、まったく気づいていなかったようだ。
特に夜は暗いので非常に分かりづらかった。
建屋外観はこんな感じ。
道路に書いてある誘導に従って扉の方へと進んだ。
こんな場所があったんだな。全く気付かなかったエリアだ。
せっかくいいサービスなのに、絶対もっと大々的にアピールした方がいいと思うな。
ドアを開けて入ると注意書きがあった。
あくまで早朝便を使う人、乗り継ぎ時間が長い人向けの施設という名目だ。
この時到着したのが23時過ぎ頃、席が空いていたらいいけどなぁ。
北ウェイティングエリアの中へ
入って見ると想像以上に中が広い!
長椅子とそして畳スペースが何個か置かれていた。
かなり広々とした畳スペース。こういう感じで寝られると手前側で少し寝にくいかな。
でも普通に使ったらどうしてもこうなるよね。グループなら手前までのスペースを使いやすいだろうけど。
もう少し奥行きを減らして横長にすれば使いやすいと思うのだが。
充電コンセント付きの椅子もあった。
スペースとしては文句なしで広くていい!
ただ欲を言えば少し壁側のコンセントを増やしてくれればもっていいと思う。
テーブル席以外はコンセントが少し少なくて、あるところはもう抑えられていて使えないという感じだった。
テーブルの上にあるものは空いていたが、寝ころんで使える感じでもないから少し残念だ。
この建屋には上記のような軽食(お菓子とパン)とアイス、ドリンクの自販機があるので便利だ。
また自販機横にトイレもあるので、必要十分でよくできていると思う。
そして無事空いている長椅子をゲットでき、横になることができた。
しかし満席と言う事はなく、全然スペースは空いており寝れるくらいの場所はいつ来てもありそうな感じだ。
まだこの場所が知られていないだけかもしれないが。
ちなみに成田空港の夜は、吉野家かセブンイレブンのみしか飲食店はオープンしておらず選択肢が非常に狭い。
今回はコンビニでお弁当を買いこの待合室にて食べることにした。
にしてもこんないいスペースあるならもっと早く知りたかったな!と思えるくらいの場所だった。
もし成田空港で空港泊をする場合は、選択肢に優先的に入るいい場所だなと感じた。
無事熟睡したものの、寝過ごすことなく翌朝のフライトに間に合いましたとさ、めでたしめでたし!