パーイ滞在最終日の朝、朝日を見ようとバイクで再度中国村の奥の展望台へと訪れた。
この時の日の出時間はおおよそ6時半。
朝5時前に起きて準備をして、6時ごろに展望台に到着した。
昼間は適度に気持ちの良いここパーイだが、さすがに朝は冷え込み、バイクでの移動は非常に寒かった。
厚手の服や、ダウンジャケットを持つ余裕があれば、持って行った方が良いだろう。
例の通り、展望台入場料20バーツ(約68円)を払って中へ入った。
真っ暗な中、すでに多くの観光客がその時をここで待っていた。
ここでもやはり、中国の方々が多く見受けられた。
辺境のパーイでも、ツアー先の一つとして認知されているのだろう。
日本人でパーイを何人が知っているのだろうか、これは本当にすごいことだ。
朝日を待つ人々が徐々に増えてくる。
自撮りをする人、茶屋でお茶をする人、ただただ待つ人。
見たことない綺麗な雲海を眺めながら、その時を待つ。
徐々に朝日が顔を覗こうとしているのが分かる。
この人々を管理するように、タイの警察の方がわざわざ来て大声で叫んでいる。
ご苦労様です。
6時50分頃、じわじわと太陽が顔を出した。
夕日もそうだが、朝日を見ることも非常に感慨深い。
普段目に見えないものを見ることができる、この時間はたまらないな。
非常に気温の低いなか、太陽の光がみえるとともにポッと温かくなる。
優しい光だ。
パーイの各所に現れる、パイレーツカリビアンのジョニーデップのコスプレ。
営業だろうか。後ろ姿だが。
朝日を見れたのでパーイの町に変えることに。
とにかく寒いので、ゆっくりと戻った。
宿に帰りまずしたことは熱々のシャワーを浴びることだ。
冷え切った体に温水をあてる。シャワーでも非常に癒される瞬間だ。
しばらくシャワーにあたり、朝食をとることにした。
まだパーイの町は眠っているが、たまたま見つけたおかゆの屋台。
すでに多くのパーイ民が食事をとっていた。
ちょっとメニューが分からなかったので、鶏肉と卵入りのおかゆを頼むことに。
1分ほどで出てきたおかゆ。
これで30バーツ(約102円)だった。
おかゆといえば自分の中では、カオサンの中で夜にできる屋台だが、ここでのおかゆも優しく癒してくれた。
残念ながらしょうがはなかったが、魚醤(ナンプラー)をかけて美味しくいただいた。
朝、冷え込んだ中で食べるおかゆは最高だ!
おかゆをいただいた後、宿に戻り少し休んだ。
今日でパーイは最終日。
再度チェンマイに戻るためバイクを返した。
そして、前日に購入をしていたチェンマイ行きのミニバンに乗るため、バスターミナルへ。
↑バスターミナルはパーイの中心地。
宿泊していた宿からも徒歩5分ほどだ。
パーイからチェンマイへは、7時から16時までで1時間毎に出ている。
どうしてもその時間に乗りたい場合は、前日か2日前には購入しておいた方が良いだろう。
料金は来る時と同じで、1人150バーツ(約510円)だった。
午前10時30分、購入したチケットをもって乗り場に到着。
出発は11時なので、残っていた酔い止め(睡眠薬?)を飲んで待つことに。
10時50分ごろ、乗車する車に案内をされ、11時前に車は出発した。
途中一度休憩をはさみ、ミニバンは無事14時頃にチェンマイバスターミナルに到着。
田舎ののんびりした町、パーイ。
何もない何もしないのが素晴らしいと言われた町は、確かにその言葉通りの町だった。
自然いっぱいの沈没できるところでの体験は、忘れられないものだろう。
来年チャンスがあれば再度訪れたい場所が増えたのは間違いないな。
パーイの皆様、ありがとうございました。また逢う日まで。