今まで、何回か訪問をした事があったパタヤ。
しかしこんな場所があったとは、全く今まで知らなかった。
たまたま調べていたら見つけて、非常に興味があったので訪れてみた。
1981年に建築が開始され37年以上過ぎた今、未だに完成せず現在進行形で建設がされているとのこと。チーク材やハード材等を使用し古典芸術、彫刻、技術保護を目的としているらしい。
正式なお寺ではないものの、非常に美しい彫刻は本当に見る価値があった所だ。
▼サンクチュアリー・オブ・トゥルースの場所
この場所は、パタヤ中心地から北に6~7キロ行ったところの、ナックルア(Na Kluea)という地区にある。
宿泊していたソイブッカオ付近のバイクタクシーに外観画像を見せて、100バーツで行ってもらった。何人かに聞いて、みなこの金額だったので妥当なのだろう。
バイクで約20分、さわやかな晴天の中、あっという間に到着した。
▼サンクチュアリー・オブ・トゥルース入口付近
門をくぐり左手にあるチケットオフィス。こちらで入場券を買う。
ここの入場料は、1人500バーツ(約1700円。1バーツを3.4円で計算)。
安くはない金額だが、それだけの価値があるのだろう。
Googleマップの評価も非常に高かった。
↑チケットオフィス内には、日本との関係を示す置物があった。
↑園内全体マップ
↑入場チケット
▼建物までの通路
このような看板がありチケットを見せるはずが、係員はうたたね。
これチケット買わなくても良かったのでは。。。と考えさせられた。
なぜか馬や鳥、ヤギなどが飼われていて見ることができる。
ジャングルジム的な遊具も点在していた。
▼チケット確認場所
しばらく進むと、建物に向かうため下に降りる階段があり、ここできちんとチケットを確認された。
一定の時間で英語のツアーも開催されているようだが、今回は個人で回ることに。
この時点でもうすでにサンクチュアリー・オブ・トゥルース外観が見えて、めちゃくちゃ迫力があった。
同時にテンションもかなり高くなった!
建物内で使われている木組み?のサンプルが置いてあった。1つも釘などを使っていないことは無いと思うが、日本の宮大工に通じるものを感じた。
▼建物までの通路
綺麗に整備された緑の中を下る。
建物はまだ工事中という事で、下りきったところでヘルメットが渡された。
一応かぶったりもしたが、非常に蒸し暑くなったので脱いだりかぶったりという感じ。
建物内ではヘルメットをかぶっていない人がかなりいたが、特に注意される様子はなかった。
ドローンはダメみたいだ。
園内には、エアガン、乗馬、乗象など様々なアクティビティがあった。
▼動物たち
▼建物外観
写真ではすこし雰囲気が伝わりにくいが、本当に手彫りのようで1つ1つ像が細かく作られており、こんな建物は初めて見た。
まだ建設中というのは本当みたいで、ところどころ作業を行っている光景を見ることができた。
▼建物への入り口
お寺ではないものの、神聖な場所という意味では厳しいルールが書かれていた。
自分が訪れたときは普通のTシャツと、ひざ下位の半ズボン、スニーカーで訪れたが問題なく入れた。
特に監視をする人もいなかったので、割と緩そうに見えたが。
外国の特に宗教施設を訪れる際は、相手国、国民への敬意を払う事が最も大切だと思う。
日本の神社やお寺に夏だとしても、上半身裸で来られたらいい気しないもんな。
▼建物内部
とにかく細かい彫刻の入り口
中に入ると、各国言語での紹介文があった。
日本語では「真実の聖域」と呼ばれているみたいだ。
建物内部は、東西南北でエリアが分かれており、材料はチーク材などを用いているので、老朽化もあり常に修理が必要とのこと。
この文章からはすべてを読み取ることができないが、万物の創造を建物内の5室で表しているようだ。
▼各部屋の説明
このように各部屋には、その部屋の意味の説明文がタイ語と英語でされている。
建物外にはすぐ海が見え、潮の匂いを感じることができる。
真ん中には儀式用の座席?もあった。
内部も一部工事中のエリアがある。
故プミポン国王の写真が、建物中心部に数多く飾られていた。
ガネーシャ像も鎮座していた。
建物出口にこの建築物の主レック、ウィリヤパン氏の写真が飾られている。
パンフレットは日本語の物はなく、英語、中国語、韓国語で用意されていた。
本当に素晴らしいデザインの建物だった。
中はそこまで広くないので、ゆっくり回っても30分~1時間あれば、十分見ることができるだろう。
▼動物園
帰り際に寄った、ミニ動物園。
無料という事で入ってみた。
中には、野放しの鶏、ヤギ、アヒル、ウサギなどがいた。
目的もわからず非常にシュールだ。
出口まで戻り、帰りのバイクタクシーを探す。
タクシー屋さんが声をかけてくれ、ソイブッカオまで300バーツといったが、100バーツのバイタクを使うというと、150バーツまで下がった。
もし数人で訪れるのなら、安く帰ることができそうだ。
自分は出口を出て、左手に待機しているバイクタクシーで、行き同じ100バーツで宿まで帰った。
のんびり生活ができるパタヤ。
たまには、こういう建物を見に来るのもいいと思う場所だった。
非常にお勧めの出来る観光地だ!