香格里拉から大理への高速バス移動について 中国-大理

香格里拉での宿泊を数日し、いよいよここを離れる日が来た。

短い間だったが来てみたかった街だったので、満足度はとても高くいい思い出が出来たな。

ここからは来た道を戻る形で中国を南に進みそして、ラオス、タイへ抜けて日本に帰る予定となっている。

 

香格里拉古城からは来たときと同じバスターミナルを使い、大理へと行こうと考えていた。

麗江でもよかったのだが、次の目的地「景洪(Jinghong)」(別名、シーサンパンナ・西双版纳)へ行くには、麗江からはバスの本数が少ないとゲストハウスの人に教えてもらったので、大理に行くことに決定。

麗江から景洪へは1日1本、大理から景洪へは1日3本とあるので何かと予定の調整もしやすいかなと考えた結果だ。

 

目次

香格里拉古城からバスターミナルへと移動

 

香格里拉に来たときと同じ方法を逆に、上記のバス停から街の北に位置するバスターミナルへと移動。

 

↑上記のバス停はこの辺。

バスターミナルから香格里拉古城方向とは反対側に行きたいので、到着時と反対方向に進むバス停を探すものの、道路を渡った側にこの名前のバス停が見つからない。

しかたなくバスターミナル方向から来たとき(下車した)と同じバス停を見てみる。

 

そのバス停にあったバス停の表はこんな感じで、やはりここが終点のような書き方だ。

しかし乗るべき1路のバスがドアを開いてここに停車しており、中にお客さんらしき人が乗っている。

ダメもとでその人にこのバスはバスターミナルに行くか英語で聞いたら、すんなりと英語で行くよ!という返事をもらえた。

若い人だったのもあるのか、難なくコミュニケーションをとることが出来てラッキー。

 

ということで1元を支払い乗車をした。

すぐにバスは出発。

 

そしてなんとドアを開いたまま。

タイとかでは普通にあるけど、中国では初めてだな。たぶん次のバス停で普通に扉を閉めたので、たまたま忘れていただけだろうが。かなり適当な点を見ることが出来た。

15分ほどで、バスターミナル近くのバス停に停車。

来るときとは違うバス停を使うことになったが、こちらの方がよりバスターミナルに近い駅だった。

 

下車したバス停はこのような名前のバス停で、降りてすぐにバスターミナルがある場所だ。

 

↑グーグルマップではこの辺。

香格里拉に到着した時も、こちらのバス停を見つけていれたらよりよかったんだな。

 

 

バスターミナルで大理行きのバスチケットを購入

 

バスターミナルに入って、受付カウンターに行き目的の大理行きのバスチケットを無事に購入することができた。

ここでも英語を話せるおばさんが受付だったので、非常に楽に手に入れれた。

 

ちなみに受付の後ろ側に中国人用の自動券売機があり、面白かったので少し触って見てみた。

残念ながら外国人はこの機械では買えないと言う事だ。

乗車地「香格里拉」、目的地「大理(下关)」といれると、バスの番号と出発時間、料金、余りの座席数が出てきた。

これは香格里拉発着以外の場所も調べることが出来るので、非常に便利だった。

同様に、「麗江→景洪」「大理→景洪」を調べても、宿で教えてもらった通り1日1本と3本できちんとあっていた。

漢字が分かるなら直感で理解できるので、バス移動をする人は非常に便利な情報源となるな。

 

大理(下关)行きバスチケットは、104元(約1664円。1元を16円で計算)で購入。

上記の写真はすべての大理行きバスではなく、まだ別ページに午後発の情報がありバスの本数は多くあったので、よほどのことがなければ大理行きバスチケットは当日手に入るだろう。

大体1時間に1、2本バスが走っているような感じだ。

購入したチケットを持って荷物検査、ゲートを通りバスに到着。

 

大理行きバスに無事乗車、そして出発

 

バスはこんな感じで、前の窓に行先「下关(大理の事をこう呼ぶ場合もある)」もあり分かりやすかった。

 

乗車して10分ほどでバスは出発。

満員では無かったがどこかでお客さんを拾うのかな。

 

車内の様子はこんな感じ。半分くらいお客さんが乗っていて、座席は少し古びた感じ。

まあ、数時間だしこれくらいは全然大丈夫だな。

バスが出発してすぐに、路上でお客さんを乗せていた。

民族衣装を着たおばさんたちがドドドと入ってきて満席に。そしてバスは再度出発をした。

 

今回は来るときに座れなかった谷側に座れたので、景色のいい眺めを楽しむことが出来た。

香格里拉からだと大理方向に向かって左手がその景色だ。

残念ながらバスの窓がかなり汚く、写真はあまり撮らなかった。

 

バスは順調に進み、3時間ほど走ったところで途中休憩。

来たときとはえらい違いの簡易な休憩所。トイレには入っていないが、中が開放感あふれる感じなのが容易に想像できる見た目。

それと無人の果物販売コーナーがあった。

 

チベット圏を離れるにつれ、この空の青さと近さが恋しくなるな。

 

酔ったのか、休憩中寝ていたおばさん。

 

この休憩位から、なにやらやたらと食品をくれる人がおり、お菓子やら飴、梅干しのようなものを頂いた。

完食したものの頂いたものすべてが中々のクオリティ。日本のお菓子とか試しにあげたかったなぁ。

 

そんな優しいおばさんも、かわいい帽子をかぶっていた。

言葉は全く通じなくても、やっぱりこういう優しさは嬉しいよね。

 

そして見慣れた大理古城が見えてきて、その付近で数人バスを降りる人もいた。

このバスは大理の新市街行きだが、希望があれば古城でも降ろしてくれるようだ。

ちなみにこの時は大理古城東の大通り、東門付近で下車をしていた。

 

↑下車していた場所は大体この辺り。

ただこのバスがたまたまなのか、他のバスも自由に古城付近で降りれるかは不明。中国語でこのことを聞くにはレベルが高いな。

 

 

大理(下关)のバスターミナルに到着

 

そんな感じでバスが大理(下关)に到着。

移動時間は香格里拉のバスターミナルを出てから、大体6時間20分の道のりだった。

しかし降りてみたものの、なんか想像とは違う場所のようで、思っていた鉄道駅近くのバスターミナルではないようだ。

地図を見ても大理駅から北に結構行ったところで、この結果に「まじか~。」という感じだった。

折角この日泊まる宿は鉄道駅近くのホテルを予約していたのに、まださらに移動しないといけないとは。

 

↑グーグルマップではこの辺で、バスターミナル自体登録がされていない。

 

バイドゥという中国国内向け地図アプリで見ると、「大理汽车客运北站」という名前で登録されている。

中国の各都市内には複数個バスターミナルがある街もあり、自分の思った目的地にちゃんと100%到着する訳ではないことが良く分かった。

今回行きたかった、大理鉄道駅近くのバスターミナルまで行く高速バスがあるかまでは確認しなかったのも原因。

くそぉーと思いつつ、とりあえず到着したバスターミナルを出ることに。

 

外観を見るとなかなか立派な建物。

タクシーや電動バイクの客引きが結構いたが、路線バスが近くにあるだろうと断り、しつこい人は無視をして散策開始。

 

大理北バスターミナルから大理鉄道駅まで路線バスで移動

 

到着したバスターミナル(大理汽车客运北站)を出ると大通り沿いにすぐにバス停を発見。

さて、このバス停から鉄道駅まで行く路線バスがあればいいけど。

 

バス停の名前はこんな漢字。

 

路線を見ていると見覚えのある8路のバスがあることが分かった。

このバスは大理駅から大理古城までを結ぶバスだったので覚えがあり、ちょうど見つけたこのバス停は、大理駅方向へ進むバス停だったのでそのまま8路バスを待つことに。

 

↑上記の乗車したバス停の位置はこの辺。

バスターミナルを出て道路とか渡らずそのまま北方向に歩いて行くとバス停がある。

 

 

無事に少し待って8路のバスが来たので、3元(約48円)を支払い乗車。

大理新市街内を行き来するだけだと少し高い気がするが、始発(大理駅バス停)から終点(大理古城内)まで乗る分には1時間以上乗るので、その場合はとても安く感じる路線だ。

 

バスの中はこんな感じで、今自分がどこのバス停周辺を走っているかの電光掲示もされてありとても親切。

漢字が分かるって素晴らしいなぁ。

英語併記ならもっと素晴らしいのに!

 

そして20分ほどで、目的地の大理駅終点に到着!

 

↑大理駅前のバス停はこの辺。結構大きなバス停で、青いバスが沢山停車しているのが特徴だな。

 

いや~なんとか来れてよかった。

ここから歩いて予約をしていたホテルまで10分ほど。

移動のみの日になってしまったが、無事に目的地まで移動が出来てよかったなと思う日だった。

 

宿泊や観光については、途中の大理古城で下車する方がいいと思うが、大理鉄道駅や他の地方にバスで行くため中心地のバスターミナルを利用する場合は、こんな感じで香格里拉から大理新市街へ移動することが可能だ。

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