2019年6月に昆明で泊まった、ザ ハンプ ホステル。
交通軌道(地下鉄)塘子巷駅か、同じく交通軌道五一路駅から徒歩15分程の所にあり、駅からは少し慣れているが昆明中心地に近く、歩いて5分ほどで大きな繁華街があるので色々便利な所だった。
今回全く予約の時は覚えていなかったが、7年前の2012年に昆明に来たときにも同じ宿に泊まっていた事を、宿に付いてから気づいた。
内装は大分変わったような気がするが、宿の目の前にある大きな門が2つある「金碧广场」を見てそれを思い出しすことが出来た。
今回この宿はBooking.comにて予約を行った。宿についての詳細ページは下のリンクより。
The Hump Hostel 驼峰客栈(ザ ハンプ ホステル)
ザ ハンプ ホステルの場所
↑ホステルの場所はこの辺。
↑今回行くときに下車したのが、ここの塘子巷駅。
この塘子巷駅から宿までは、駅の北側にある大通りを西に向かってひたすら歩き1本道なので、ほぼ迷わず行けるだろう。
道中、特にこれといった目印は無いものの、金碧广场の門が見えたら少し行き過ぎているくらいの場所に位置している。
少し広めの川を渡り、大きな交差点を何個か抜けて西に歩いていく。
この時は延々と道路の中心部は大規模な工事をしていた。
歩道側も少し工事している場所があったが、途中途中で街路樹も多く爽やかな朝という印象を持った。
かなり大きなビルの銀行。中国は全体的に銀行の建物が大きくて、とても目立つな~と思った。
目印にはいいのかもしれないけど、儲けすぎ?なのかな。
これは夜のライトアップの写真だが、この門までくればほぼ宿についている状態。
この手前の左手の建屋に、ホステルが入っている形だった。
入口が角にあり少し狭いので、うっかりしていたら見落としてしまうかもしれないな。
夜のホステルの入り口はこんな感じ。
1階の扉を入ると受付があり、その横のエレベーターに乗り奥の部屋に進むことになる。
ホステル受付と共用スペース
この前日は空港泊をしており、宿に到着をしたのが朝の7時半頃だったので、昼頃まで入れないかなぁ~と思いつつ受付のスタッフに聞いてみたら、予約していたドミトリーは今空いているから入っていいよ!とのこと。
本当にラッキーと思いつつ、パスポートを渡してチェックイン。
2泊分の料金とICカードのキーデポジット100元(約1600円。1元を16円で計算)を渡して横にあるエレベーターへ。
1階受付のホールは革ジャンが飾られており、渋い感じ。
このホステルの特徴として、上階にバーが併設されておりかなり広々としたスペースがあったのが特徴的だった。
屋外のスペースだけでもこれだけテーブルが置いてある。
夜は団体で結構お客さんが入っていて、宿泊ではない人も多く使っているのかなという感じだった。
この屋外スペースから外を見ると門を見ることが出来る。
夜も昼も観光兼撮影スポットらしく、多くの中国人の人が来て写真を撮ったりして楽しんでいた。
この広場には警察も常駐しており、全然夜でも安心な感じがしたのは素晴らしい。
外にあるバーカウンター。
結局ここでは飲まなかったが、かなりの種類のビールやアルコールを置いているなぁ~という印象だった。
中にあるバーカウンターはもっと本格的でカッコいい。
朝食も別途料金で頼むことが出来たので、それをここで食べている人も朝ぽつぽつと見かけた。
中のスペースもかなり広く、アメリカンな装飾に統一された空間はホステルという感じはあまりしない。
もっとオシャレなレストラン、バーという感じがこのエリアだけは強烈に感じる。
もちろん宿泊者は自由にテーブルを使うことが出来るが、少し気が引けたのも事実。
このエリアを通り抜けた宿泊エリアにも広めのスペースがあったので、そこでブログを書いたりしていた。
宿泊したドミトリー部屋について
ドミトリー内はこんな感じ。
この時宿泊したドミトリーは12人ドミトリータイプで、自分が利用したときは1泊52元(約832円。1元を16円で計算)で、朝食なしだった。
また先ほど受付でもらったドミトリー部屋に入る入口ドアのカードキーで開錠、そしてロッカーのキーも同様に受け取っていた。チェックアウト時にカードキーとロッカーキーを返却の際、デポジットは返却されるシステムだ。
残念ながらタオルは付属していないので、小さめの物でも持って行った方が便利だろう。
ドミトリーだがここの宿はかなりしっかりしており、パイプではない安定感抜群のベッドの造りだった。
カーテンもついているのでプライバシーも保つことが容易だ。
総じてこのホステルの設備は良かったが、唯一マットレスの硬さが個人的に気になった。
かなり薄くて板が当たるような感じがして、掛け布団を下に敷いて丁度良い柔らかさになる感じだった。
普段あまりそんなところまで気にならないが、そこだけこの宿で感じた点だ。
ベッド内の様子はこんな感じ。
通常の電源とUSB電源2口、そしてライトのスイッチが2つついている。
簡易のテーブルも備え付けられていたけど、使う用途は何だろうか。
ノートPCを置くには少し狭いし、小物を入れるにも奥行きがないので入れるものはかなり限られるしカギもない。
スマホを置いてドラマとかを見る、そんな感じの目的だろうかな。
あとはフックとタオル掛けがつけられていた。
ハンガーがあればもっと便利だったのだけどな。すこしもったいない感じ。
ドミトリー内奥にロッカーがあり、カギは付属で付いており南京錠などはいらなかった。
大きさはかなり広くて大きいバックパックでも十分入るだろうというサイズで、横幅にもよるが小型のスーツケースなんかも入る大きさだろう。
実際はベッドの下にも引き出し型のロッカーがあったのだが、カギが付いていなかったり壊れていたりして使える状態ではなかった。
あとWi-Fiももちろん飛んでいたのだが、お決まりのネット規制「金盾」のおかげでヤフーやグーグル検索は全くできず。
ブログ記事を書こうにもグーグルマップも使えないので、位置情報を入れた記事をUPできず下書きをずっとしている状態だった。
なのでかなり中国国内はストレスを感じたネット環境だった。
香港のSIMを入れたスマホに関しては、これから行く大理や麗江、香格里拉の宿でもWi-FiにつながってもXマークが付きネットになぜかアクセスが出来ず、結局すべての場所と時間ででキャリアの回線を使ってアクセスをする羽目に。
もちろん容量は限られているのであっというまに無くなり、これがなかなか大変だった。
何かが邪魔をしてWi-Fi(インターネット)に繋げないようにしている、そんな感じの初めての体験をしたのは間違いなかった。
バストイレなど
シャワールームは男女共用、トイレは男女で分かれていた。
シャワールームは8部屋ほどあり、全部が同時に埋まっていると言う事はなく朝も普通に使うことが出来た。
湯量や温度はばっちりで全く問題なし。熱々のシャワーも浴びることが出来る。
付属でシャンプーとボディーソープが付いており、それは無料で使うことが出来た。
清掃は毎日行っていて、清潔さは全体的に保たれている感じでいい印象を持つことが出来る。
1つ1つのシャワールームもそこそこ広く、室内手前に小さな脱衣所スペースと荷物を置くスペースがあるのは便利だなと思った。
トイレの紙は個室内はいつも切れており無く、手前のエリアに紙が置いてあるのでそれを取って使っていた。
可もなく不可もなく、いや中国のトイレにしたらかなり綺麗な方かな。普通に使えて問題なかった。
The Hump Hostelの予約はBooking.comで行い、サイト内での評価は9.2ポイントとなっている。
The Hump Hostel 驼峰客栈(ザ ハンプ ホステル)
館内全体的にこだわりを見ることが出来、かなり清潔に保たれており居心地がよい宿だと思う。
駅からは少し遠いものの中心地で立地はいいので、観光などどこに行くのも移動が楽な点は評価できる。
総評
今回は中国昆明での宿泊となり、総合的にはかなりおススメできるホステルだと思う。
ホステルの近くから観光地へ行くバスも出ており、交通軌道(地下鉄)を使う場合も徒歩圏内なのでいい場所だ。
また中心地なので遅い時間でも人が多く歩いており特に心配な感じはないエリアなので、中国に慣れていない人(自分も含む)も使いやすい場所だと感じた。
また早朝にチェックインさせてくれたスタッフさん含め、多くのスタッフが例え英語が話せなくてもあいさつを頻繁にしてくれ、とても優しさを感じることができたのが良かった。
立地 : ★★★★☆ 交通軌道駅から徒歩15分ほどだが、中心地に近いので便利な立地
設備 : ★★★★★ 設備は総じて良く、清掃は結構行き届いているように見えた
雰囲気 : ★★★★☆ 共有スペースはかなり広く、雰囲気がとてもよかったのが印象的だった
スタッフ : ★★★★☆ きちんと対応をしてくれ、いろいろ優しい感じがとても伝わった
名称 –The Hump Hostel 驼峰客栈(ザ ハンプ ホステル)
住所 – JB2-2 Jinmabiji Square, Jinbi Road, Xishan District, Wuhua District, 650000 昆明市, 中国
最寄り駅 – 交通軌道塘子巷駅、もしくは五一路駅から徒歩15分