2021年11月。
今年も紅葉の季節が訪れ、少し足を延ばして京都に紅葉を見に訪れる計画を立てていた。
家から近いと言っても、そう毎日は来ることができないので予定したスケジュールが少し詰まってしまいがち。
そういうこともあり今年は1泊京都に宿泊をして、早朝から動くような形で紅葉を楽しんでみた。
そして今回宿として利用したのは、清水寺や八坂神社近くにあった「Tsukimi Hotel」というゲストハウス。
選んだ理由としては、立地が京阪電車の駅に近いところで、また評価の高いドミトリーがあるという2点だった。
翌日の朝から紅葉で有名な瑠璃光院に向かうため、京阪電車の終点、出町柳駅にアクセスしやすいためだ。
今回この宿はBooking.comにて予約を行い宿泊をした。宿についての写真などの詳細ページは下のリンクより見ることが出来る。
Tsukimi Hotelの場所
▲グーグルマップ上での位置はこの辺
宿の場所は観光名所でもある清水寺と八坂神社のちょうど間に位置しており、それぞれ徒歩で清水寺が10分ほど、八坂神社までは5分ほどで行くことができる。
鉄道駅は京阪本線の祇園四条駅になり、こちらも徒歩10分ほど。
また近くの通りはバスの路線も非常に多いので、アクセスに関しては全く問題ないだろう。
もちろん京都のど真ん中の繁華街にあるホテルに比べれば少し不便だが、住宅地の中にあるので夜と朝は非常に静かでとても落ち着いた雰囲気だと感じた。
受付と1階共用スペース
宿の前には小さいけどカフェが用意されていた。
店員さんは中にいるので呼んで作ってもらう感じだ。
道沿いにこのような看板も出ている。
荷物の預かりや、宿泊以外の一時利用もできるようだ。
コロナウイルスの感染防止対策認証店のシールも正面にあった。
建物に入ると目の前に受付があるので、チェックインの手続きをしてもらう。
Booking.comで予約をしている時に気になっていたのだが、ここの内装がめちゃくちゃ洗練されたデザインでかなりこだわってそうだなぁと言う点。
そして入ってすぐに気づいたけど、白を基調とした内装でとにかく装飾が少なくてミニマリズムを感じることができた。
一通り宿の利用説明を聞きチェックインが終わり、さっそく中を拝見させてもらうことに。
受付横には共有スペースとシューズボックスが置かれている。
自分のベッド番号と同じ番号のロッカーを使う仕組みで非常にわかりやすい。
それぞれのロッカーには部屋番号がこのようにシールで表示されていた。
シューズボックスの奥には、上のフロアに行けるエレベーターが用意されている。
フロアとしては4階+屋上があり、重い荷物を持っていても問題なく上がれるな。
そしてシューズボックスから反対側を見たのがこちら。
最低限のテーブルとイス、そして数点の作品が壁に掛けられている。
さらにその奥に進むと、1段下がったコの字型のソファースペースがあり、ここで音楽や映画を流していた。
ご覧の通り、本当にミニマルな雰囲気の内装でかなり素敵だなぁと思う。
その反面、共用スペースでパソコン開いて何か作業を、ということは少ししずらい造りかも。
しかしこれだけシンプルにモノがないっていうのも清々しくて素晴らしい!
自分の部屋も、これくらいさっぱりできればなぁなんて・・・。
コの字ソファーの前はキッチンとカウンターがある。
ここで無料の朝食が食べれたみたいだが、この時はコロナの感染対策でサービスは一時休止中だった。
ただコーヒーや紅茶は用意されているので自由にいつでも頂くことが可能。
こちらのコーヒーは匂いが素晴らしく、また味もとても美味しく何回も飲んでしまった。
宿泊したドミトリーについて
ドミトリー内はこんな感じ。
この時宿泊したドミトリーは1フロアに20カプセルほど用意されているドミトリータイプで、自分が利用したときは1泊2,232円だった。(京都市宿泊税200円は除く)
チェックインの際にドミトリー出入り口のカードキーを渡されており、それを使ってこちらに入室。
カードキーとシューズボックスのキー。
カードキーはチェックアウトの時に返却をする必要があるので管理は大切に。
ドミトリーにあるカプセルは2段式だが、かなり頑丈な枠でしっかり作られているので非常に居心地が良い。
またカプセル入口も仕切りのシートがあるので、それを下ろせば中は完全に見えなくできる。
残念ながら写真は撮り忘れてしまったけど。
カプセル内の電気をつけた様子。
手前に布団とアメニティグッズ一式が置かれていた。
奥には小さめの金庫も用意されている。
小さめのカメラ、財布、スマホくらいなら入る大きさだ。
またこれとは別にロッカーも一人一つあるので、ザックごとそのロッカーに入れて管理することもできる。
自分はずぼらなのでその方法で滞在をした。
オリンパスのマイクロフォーサーズカメラを入れるとこんな感じ。
小さめのラップトップなら入るかもな。
電源関係は、電源口とUSBの口が各1つづつ。
宿の案内説明もおかれていた。
こちらはアメニティグッズが入っている袋。
この袋もチェックアウト時に返却する必要がある。
中はフェイスタオル、バスタオル、カミソリ、歯ブラシ、そして耳栓が入っていた。
必要十分でこの値段で全部ついてくるとは、素晴らしいサービスだと思う!
大型の荷物用ロッカー
エレベーターとドミトリーの間の部屋には、バスルームとこのロッカーが用意されていた。
これもカプセルの番号に合ったロッカーを使用し、もちろんダイヤル式の鍵もついている。
大きさはこんな感じで、中に2本ハンガーも入っている。
中型のバックパック位なら入る大きさだ。
自分は25リッターのザックを入れたけど問題なく収まった。まあ十分な大きさだと思う!
もし大型のスーツケースを利用している方も、同じフロアの別の場所に荷物置き場が用意されている。
こちらは地面にバーがついているので、ワイヤーケーブルがあれば荷物とつないである程度のセキュリティ管理はできそうだ。
バス・トイレなど
バスルームとトイレはドミトリーの外、ロッカールーム横に配置されている。
ちなみに10時から15時の間は清掃時間ということで使用はできないと表示がされていた。
なかはシャワールームが3室とタオル類も用意されていた。
かなり広々としたスペースで、よく掃除もされておりとても清潔感もあり素晴らしい!
ゲストハウスによくあるユニット式のシャワールームではなく、かなり広めの室内になっている。
こういう宿でここまで広いシャワールームは初めて見たかも。
中にはボディーソープ、シャンプー、コンディショナーが用意されていた。
お湯の量や温度も完ぺきで全く問題なく快適に使用することができ大満足!
トイレもとてもきれいに掃除されており、ドライヤーなんかもここに置かれていた。
こちらのトイレも少し大きめの個室だと感じた。
宿泊した日はゲストも多くなく、シャワーもトイレも混雑して大変、ということは全くなかった。
満室の場合はまた様子が変わりそうだけど。
ランドリー
最後に屋上にあったランドリーを紹介。
エレベーターで屋上階まで来ると、このようなテラスのスペースが用意されていた。
ここから見る夕日もなかなかのもので、落ち着いて何か飲みたくなるような雰囲気だ。
その横に、洗濯機と乾燥機がそれぞれ2台ずつ設置。
よく見るコイン式の有料の設備だ。
乾燥機は30分100円で利用可能。
洗濯機は1回300円となっている。
Tsukimi Hotelの設備紹介は以上だ。
Tsukimi Hotelの予約はBooking.comで行い、サイト内での評価は9.1ポイントとなっている。
総評
今回は家からも近い京都府の京都市での宿泊となり、近場でも宿泊して小旅行の雰囲気を味わうにはとても満足度の高い経験となった。
設備も全体的に新しく綺麗で非常に立地もよく、総合的にかなりオススメできるゲストハウスだ。
観光スポットへのアクセスも良く、設備はもちろんアメニティも充実しておりドミトリーに慣れていない方でも、安心して利用が出来る宿だろう。
スタッフさんもとてもフレンドリーで、紅葉におすすめのスポットなんかも教えてくれたり、観光案内の資料も用意してくれ非常に丁寧に対応をしてもらうことができた。
立地 : ★★★★★ 京都市のほぼ中心地なので、観光地へのアクセスも良く使い勝手は非常に高い
設備 : ★★★★★ 設備は全体的に綺麗で、水回りも含めとてもよく清掃もされており大満足
雰囲気 : ★★★★★ 共有スペースの雰囲気はとても独特でデザインを楽しむことができた
スタッフ : ★★★★☆ 細かいことまで対応をしてくれ、丁寧で優しい感じがよく伝わった