この記事は2019年7月の出来事についてを記載。
無事に日本からのフライトが到着をして、香港へと入ることができた。
初めて訪れる香港。どんなところか非常に楽しみだ。
香港国際空港到着ロビー周辺を少し散策
この時、香港時間で夜の8時ごろ。
もう外は暗い時間であまりゆっくりとする時間は無かったが、初めて訪れた空港と言う事で、少しだけどういうお店があるのか到着ロビー周辺を見てみることにした。
到着ロビー出てすぐにあった両替所。
ここで両替すると、1香港ドルが約13.1円の計算になるな。
とりあえず現金は置いておきたかったので、近くにあったATMを使いいつものように楽天カードで海外キャッシングをする事にした。
いくら出金するかいつも悩ましいけど、この時は2500香港ドルを引き出してみた。
※実際に8月にキャッシング請求額としてきたのが、35,281円。これを2500で割ると約14.11(=1香港ドル)。
現金を両替するよりレートは悪いが、多額の現金を持ち歩くリスクを考えると、自分はいつもこの方法で現地のお金を入手している。
そして散策に。
このロビーがあと数か月後には、デモ隊に占拠され大変なことになる場所。
この時は全く何もなく通常通りといった感じの雰囲気だった。
実際に空を飛んだ飛行機だろうか?かなり昔のモデルの飛行機がぶら下がっていた。
博物館みたいでいい感じや!
マップを見てみると、この到着ロビーはL5とあるので5階に相当するのか。
そしてバス乗り場、タクシー乗り場、電車乗り場があり、なんとマカオや中国本土行きの文字まで見える。
距離感がこの時は分からなかったが、確かに香港からマカオ、中国までは非常に近いので空港から直接それらに移動できる手段も用意されていて当然か。
近くにはコーヒー屋や、レストランなんかが並んでいた。
いきなり香港で「ラーメントンコツ」の文字を見るとは。
夕食にはいい時間だったが、やはり空港内で食べると外の2倍、3倍という値段がするだろうし、とにかく空港自体がかなり広く見て回ってもキリがないので、予約していた宿の周辺まで電車で移動することにした。
オクトパス(Octopus)カードを自販機で購入
空港から香港の街中までは、エアポートエクスプレス(Airport express)という急行電車が走っており、それに乗るためのチケットを購入しようと、到着ロビー中央にあるカウンターで待つことに。
しかし係の人がなかなか来ず、香港と言えどなんかのんびりしてるなぁと感じる一面も。
近くを見まわしていたら切符売り場のような場所があったので、そちらで購入できるかなと見てみた。
見つけた券売機は、オクトパスカード専用の自動販売機だった。
このオクトパスカードというのは、香港で使えるICカードで、日本でいうとsuicaやpasmoのようなものだ。
チャージ式であらかじめお金をチャージして起き、電車やバス、コンビニなどでタッチをして支払いが出来る非常に便利なカードとなっている。
電車やバスなどの交通機関は、オクトパスカードを利用すると少しディスカウントもされるので、公共交通機関をよく使う自分にとったら非常にありがたいアイテムとなった。
特に路線バスはおつりが用意されておらず、目的地までの金額をぴったりと払う必要があり、毎回その額の小銭を用意するのは面倒、というかかなり難しく、とりあえずオクトパスカードに多めにチャージをして使うという旅行に結果的になることに。
空港のこの自動販売機では現金では購入が出来なかったので、楽天のクレジットカードで支払いをして200香港ドル(約2,700円。1香港ドルを13.5円と計算)の物を購入した。
50香港ドルがデポジットで、150香港ドル分が実際に使える金額となっていた。
箱に入ったオクトパスカード。箱の表を見る感じMRT(香港を走る地下鉄)のアプリもあるようだ。
中身はこんな感じのデザインのカード。
とにかく香港を旅行するなら、マストともいえるくらい便利だったオクトパスカード!
かなりおススメできる旅行中のアイテムだ。
オクトパスカード自動販売機の支払い方法が横に貼られており、各種クレジットカードは対応していたが現金は未対応だった。
後で調べてみると、最初で少し待った、スタッフが居るチケット売り場(上記写真のようなカスタマーサービスセンター)は現金でオクトパスカードが購入できるようだ。
今は空港から九龍駅まで行こうと考えており、オクトパスカードではなくシングルチケットで購入すると105HKD必要で、オクトパスカードを使うと100HKDとなり約5%のディスカウントがされることになる。
これが積み重なるとバカにできない額となるので、できれば着いた初日にカードを購入して使うほうがいいだろう。
空港からAirport express (MRT)を使い九龍駅まで移動
オクトパスカードを購入した場所よりさらに奥に、MRTのホームがあるのでそちらに向かう。
かなり頻繁に電車はくるようで、ホームで5分くらい待って目的の駅方向に行く電車に乗車できた。
車両の中はかなり綺麗で乗り心地も素晴らしかった。
大き目のスーツケース置き場もドア付近にきちんと用意されていたので、空港線向けの車両なのだろう。
電車が出発したのが20時30分頃で、目的の九龍まで2駅、時間にして18分という速さで到着をした。
う~ん、この距離感は素晴らしい。
東京だと成田空港から都内の日暮里まででも、1時間以上かかるもんなぁ。
九龍駅から歩いてホステルまで移動
無事に九龍駅に到着。
予約をしていたホステルの最寄り駅では無かったが、地図を見た感じ歩いても近いかな~と思い、とりあえず乗り換えなしで来れるここまで来てみた。
本来の最寄り駅からだとホステルまで徒歩5分くらい、この九龍駅からだと20分くらい歩いたので、夜心配な方や海外に慣れていない方は最寄り駅まできちんと乗り換えていった方がいいだろう。
↑Google Mapでいうと到着した九龍駅はこのへん。本当の中心部より少し西に位置している。
とりあえず九龍駅をでてみると、この駅は大きな商業施設と合わさった駅のようで、かなり人が多くにぎやかな場所だった。
とにかく初めてくる場所なので立地が全く分からず、自分の行きたい地区について行き方を近くの人に聞くと、Austin Station(柯士甸)の方に行けばよいと親切に教えてくれた。
普通のデパートにいる警備員のおじさんだったが、めちゃくちゃ英語が上手く分かりやすかったので、言葉の心配は香港では無さそうだな、とこの時感じた。
きちんと教えてくれたように看板もあり、そちらに進んでようやく香港の夜の街に出ることが出来た。
九龍駅から予約していた今夜のホステル「イエスイン」までは、大体このようなルートで向かう事に。
空調が効いていた空港、MRT、商業施設を抜け外に出ると、むわっとした東南アジアのあの独特な生ぬるい風を感じることが出来た。
この時は風はあったが湿度が高く、歩いているとすぐに汗が体から噴き出してきて、あ~海外に来たなぁという実感がようやく現実に感じることに。
外を出てからしばらくは2階部にある遊歩道が続いており、人通りも多く全く不安な感じは受けなかった。
ごみが散乱しているわけでもなく、遊歩道に寝てる人なんかも全くいなく、雰囲気は何となくシンガポールっぽいな~と思いながら先へと進んだ。
しばらく遊歩道を進んだところで、地上へと降りる階段があった。
そこを降りてすぐ大きな交差点があったが横断歩道がない。と近くを見たら地下道で渡る交差点のようだ。
グーグルマップに沿ってすすむために、その地下道へと降りてみた。
するとその先には・・・
地下道入り口には無かったが、出口付近の壁一面に政府に対するデモの張り紙が張られていた。
歩いて通った時も、続々と香港の人々がメッセージを書いて貼り付けている光景を見ることが出来、今のリアルな感じを早速感じることに。
こんな感じで夜の街中を歩いたが、とくに危ない感じは受けず、無事にホステルに到着することが出来た。
宿泊をしたホステルについては次の記事にて紹介!