2021年、京都の秋。
2020年に京都の紅葉の素晴らしさを知り、今年も紅葉の季節になってきたので再びこの地を訪れてみた。
実はその2020年の同じ時期に今回の目的地である「瑠璃光院」を初めて訪れたのだが、その美しさをまたぜひ見たいと思い今年も行くことに。
今年も去年も紅葉の時期は拝観に事前予約が必要で、今年の予約は11月1日に行った。
ただ少し油断していたせいで、本当に行きたかった時期の予約はすでに満席。
少し早めの日程でもかなり埋まっており、何とか11月15日の10時ごろの予約を取ることができた。
という事情もあり、この日の早い時間に間に合うため京都市内のゲストハウスに宿泊。
その宿についてはこちらの記事にて紹介。
電車にて瑠璃光院へと向かう
瑠璃光院は京都市左京区にあるのだが、河原町などの中心部からは少し北に離れたに位置している。
京阪本線の終点「出町柳駅」から叡山電鉄に乗り換え、そこから約30分ほどで到着が可能。
ただ、瑠璃光院の最寄り駅である「八瀬比叡山口駅」への電車は1時間に3本程度なので、タイミングが悪ければ最大20分ほど待つ必要があるので注意が必要だ。
遅れる事だけは絶対避けたかったので、少し早めの9時半ごろに最寄り駅に無事到着。
ここからは川沿いに歩いて5分ほどなので十分間に合う計算だ。
周辺の写真を少し撮りながら瑠璃光院へと向かった。
ただこの時感じたのが、去年より紅葉が遅い気がするな~という点。
この橋から見た景色もまだ緑が多く、少し来るのが早かったかもしれない・・・と思った。
とりあえず入ってみないとな、ということで少し早めの時間に到着。
瑠璃光院前の広場が訪問客の体温確認と予約確認の場所になっている。
この場所にも10月30日から12月5日の間は事前予約が必要と説明が書かれていた。
去年訪れたときはこの列に全く人がいなかった記憶があるが、今年は20人ほどもう並んでおり順番に確認作業をされていた。
非接触の体温測定と、予約確認のメールを見せて完了。
あとは順番に入っていくのを待つだけで、到着から5分も待たずにスムーズに入ることができた。
ちなみに拝観料は一人2,000円で、入口に入り左手に支払う窓口があるのでそこでお金を渡すシステムだ。
去年は人も少なく正面も人がいない状態で写真を撮れたけど、今年はずっと行き来があったので断念。
やはり去年よりは訪れる人の枠を増やしているのか、多くなっている気がするな。
瑠璃光院を拝観
外からの紅葉もまだ青さが結構残り、やはり全体的に今年は遅めの色づきなのだろう。
受付を過ぎ階段を上っていく。
そして来た道の方を向くと、こんな感じでかなり綺麗な紅葉が広がっていた。
外から見るのと少し中に入るのとでは全然違うのでびっくりだ。
中はとても綺麗な庭園が広がっており、池に鯉も泳いでいる。
石に生えた苔もなかなかいい感じだ。
そんな中を抜けると建物の入り口があるので、靴をビニール袋に入れて入室。
その時に袋に入った写経のセットをもらえるので、したい人は二階のスペースで行うことができる。
しかし実際はかなり人も多くざわざわしている空気なので、自分は落ち着いて集中して写経はできないなぁ。
でも常に写経をするエリアは満席で待っている人もいるので、やっている人はすごいと思うよ。
ということで、瑠璃光院の有名な写真はこちらの机に反射した紅葉。
まだ青さがずいぶんと残っているものの、やはり綺麗だ!
このテーブルの後ろには数多くの訪問者が待っていて、前の人が席を外すまでしばらく待つのは覚悟しないといけない。
自分は去年も来ているし、今回はあまり多くの写真は撮らなかったけど、これが初めてなら夢中になるよなぁ。
実際去年はしばらくの間、撮っては席を外してまた並んでとしてたし。
ただ今年は人も多く感じたし、紅葉もまだ青さが多く残っていたので正直去年ほどの感動が得られなかったかな。
もちろん来たことのない人には、ぜひおすすめしたいスポットの一つなのは間違いないよ!
二階の見どころの部屋から降りやってきたのが瑠璃の庭。
去年はそこまで何も感じなかったけど、今年はここでしばらく何もせずただ庭を見てしまっていた。
こちらはまだ紅葉も全然なかったけど、昔の人はすべて計算してこの庭を造って今でも楽しませてくれているんだ、と思いなんだか感慨にふけってしまったな。
設計して作った人もすごいけど、何百年もその綺麗さを維持する人もすごすぎる。
これからも長い間残ってほしい空間の一つだわ。
てな感じでしばらく景色を楽しみ、今年の瑠璃光院は終了。
次に訪れる予定もあったので、それに間に合うようにここを出た。
なかなか100%完ぺきな紅葉を見るには至難の業だが、まだ行ったことのない人は一度は訪れる事をおすすめできるそんな素晴らしい京都の紅葉スポットだ。
インスタとか見ていると恐ろしく綺麗な写真も数多く見れるので、そちらもぜひ見てみてもらいたいな。
瑠璃光院の公式サイトはこちらより。
それではまた!