2018年8月、シェムリアップにある戦争博物館を訪れた。
こちらと同様に、戦争の武器やアイテムなどを展示している場所がシェムリアップ内にもう一か所あるようなので訪れてみた。
規模は戦争博物館よりは少し小さそうで、展示物に関してはやはり戦争に使われた武器が中心のようだ。
シェムリアップ中心地から自転車で20分ほどで周辺に着くことができた。
↑場所はこの辺。シェムリアップの中心地から北にアンコールワットへの道途中らへんの位置にその施設はあった。
直前にアンコールワットへの入場確認の場所があり、そのまま進もうとすると一度スタッフに止められてしまった。
今回はアンコールワットではなく目的の施設に行くことを説明すると、すんなりと通してもらうことができた。
入口の道はこのような感じ。
大き目の看板があるので比較的わかりやすい。ここを曲がってまたしばらくまっすぐと進む。
展示品を置くためか、やはり広い土地が必要なようで森の中にぽつんとその場所がある、という感じだった。
チケットオフィス?でチケットを購入。したかったのだがそのスタッフがいない。
何と近くのトゥクトゥクで昼寝をしていたので、やむおえず起こして購入。
大人一人5ドルで入ることができた。
敷地内は開けた場所に、これまた点々と戦争に関するアイテムが展示されている。
しかし戦車や戦闘機などは無く、大砲や地雷、そして日用品などが中心として展示されていた。
こちらの博物館も英語がメインで表記されているのが少し残念。
展示物を見て感じるという場所だった。
途中、タイヤを使った体験型遊具の用もあった。
どういう意味で設置したのだろうか。。不思議だ。
中心地に小屋もあり、地雷撤去の写真が飾られていた。
なぜかぼろぼろの自転車も展示されていた。
こちらはソ連製の対空砲火のための銃だ。
あまざらしのため錆などでかなり古い感じを醸し出している。
別の小屋に置いていた調理器具やSony製のテレビ。
クメールルージュの説明が英語で展示されていた。
地雷地域のモデルを再現。こんな感じでいまだに多くの場所が危険な状態でさらされているのだろう。
カンボジア軍の軍服が展示されてあった。
こちらには地雷原の説明書きがあった。
別の小屋にあった大量の薬莢。
これでもごくごく一部なのだろうけど、こんなにも使われていると思うと本当に恐怖を感じた。
当時の軍隊や生活の様子の写真。
コンテナを改造しただけの牢屋。劣悪な環境だったことが感じれる場所だ。
比較的きれい目の赤い壁の展示室に入ってみると。
ここにも地雷やまきびしが展示されていた。
ただ淡々と置かれているといった様子だった。
そして銃や砲弾も数多くされている場所があった。
ここは持って触るのはいけなさそうな感じがしたが、触れるくらいはいくらでもできるという感じだ。
兵器の名称、能力、製造国など歴史についてただシンプルに記載があるような展示だ。
ここの博物館はツアーガイドさんなどはいない感じがしたので、自分で回る方法しかなさそうだ。
いろいろと歴史背景は感じることができそうだが、もう少しうまく展示物をつかう方法も試してもらいたいなぁと思った。
こんな感じで館内を回ることができた。
正直30分くらいしかいなかった場所だが、時間があれば来てもいいと思うが、もしない場合はもう一つ(下記参照)の戦争博物館だけ見て回るのでも十分かと思った。
物足りない感じでこの場所を後にしたのはよく覚えている。