初のジンバル DJIのOsmo Mobile 3(オズモ モバイル3)を購入し使ってみた、アクティベート化の説明付き レビュー

これまで海外に行く機会を作り、写真を撮りブログを書いていたが、今後動画も撮ってその海外の雰囲気をより伝えやすいように準備しようかと考えていた。

そして前から気になっていたジンバル。特にスマホ向けのアイテムだ。

ジンバルはスタビライザーとも呼ばれ、カメラやスマホの手振れや揺れを抑えて、動画をスムーズに撮影するアイテムだ。

どうしても手持ちで撮った場合はブレや揺れがひどく、見た目もあまりよくない。

とりあえず1つ持ってみてどれくらいスムーズ差に違いが出るのかの、実証もしてみたかった。

 

世の中には数多くジンバルは出ているものの、自分の最優先事項は「軽量、コンパクト」この2点だ。

やはり海外に行くとなると荷物は「軽く、小さく」というのは、旅行好きな方にとっては優先事項だと思う。

そしてしばらく機種選びに悩んでいた中で見つけたのが、たまたま発売日前日にYoutubeで見かけた、DJIというブランドの「Osmo Mobile 3」という機種だ。

DJIはドローンで非常に有名な世界的なメーカーだが、ドローン以外にもジンバルでも評価の高いものを発売していた。

ブランド力に間違いはないし、見た感じ結構小型なので、直感で「コレだ!」と思い、翌日早速購入をしてみた。

 

目次

ビックカメラでOsmo Mobile 3を購入

 

たまたま外に出る予定があり、そのついでで有楽町のビックカメラを見てみると、現物が展示しており手に触れて見てみた。

持ち手が金属製のジンバルもある中、こちらの商品はプラスチックでできているようだ。

肝心のジンバル機能は、展示品をいじっても電源は入るが常時だらーんとしていて、機能していない感じ。

後でわかったが最初に使う際、スマホとジンバルを無線でつなげアクティベート(使える状態に)する必要があった。

おそらく発売初日(2019年8月14日)に店頭に展示したので、とりあえずケースから出して展示して置いた、そのような状態だったと考えられる。なので肝心の手振れ補正の実感は得られず。

とにかく外観と持った感じだけを確かめて、すぐさまこの機種を購入。

 

ここまで特に調べず衝動買いをしたのは久しぶりだな。

価格は税込み15,660円で、Osmo Mobile 3 コンボというものを購入した。

コンボというのは、ジンバルの専用ケースと三脚が付属しているセットで、これらがない無印の物は、税込み13,500円で販売をしていた。

やはり自分は持ち運び重視なので専用ケースはあった方がいいかなと考え、今回はコンボを選んでみた。

 

ちなみにアマゾンでは15,000円ちょうどで同じものが購入できるので、少しでも安く手に入れたい方はアマゾンがお勧め。

 

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外観、ケースのデザインなど

 

早速家に帰り開封をしてみた。

外箱の右下に、黒い専用ケースと三脚の写真があり「Including with Combo」と書かれている。

やはりこの2点が無印の商品との違いのようだ。

2000円でケースと三脚が付いてくるなら、やはりこちらの方がお得感があるかも。

 

他にも箱の側面には内容物が掲示されており、Osmo Mobile 3 本体、専用ケース、三脚、充電ケーブル、ポーチ、ハンドストラップと書かれている。

 

本体や付属品について

 

本体の入った専用ケースは、セミハードケースという感じ。

対衝撃性能は高くないだろうが、擦り傷やある程度の衝撃からは守ってくれそう。別途付属の布ポーチよりは安心感は全然高い感じかな。

 

その他、白い箱に入っていた付属品。

左上から時計回りに、白い袋に入っているのがコンボ用の三脚、説明書、充電ケーブル、布ポーチ、ストラップ、シール付きの滑り止め、となっている。

 

電源ケーブルはUSB TYPE-Cのもの。

 

コンボに付属する三脚もプラスチック製。造りはしっかりしており安定感は抜群。

しかし旅行中はこの3脚はそこまで使わなさそうだから、自撮りとかもしないし恐らく持っていかないだろうな。

 

専用ケースに入っているジンバル本体。

畳み込まれていて、想像通りの大きさで結構コンパクトだと感じた。

これまでジンバルを買ったことがないが、今まで使っていた人からすると革新的な大きさなのだろう。

DJIの公式サイトを見てみると、157x130x46mmというサイズが掲載されている。

重量は405g。

外装部はほぼプラスチック製でできているが、持った感じはしっとりとしており手になじみ、チープな感じは全然しない。

 

実際に計って見たら、本体は406g。

 

コンボ専用ケースは、147g。

 

コンボ専用三脚は、72gとなっていた。

 

 

ジンバル本体に付いているボタンや入出力について

 

手持ちのiPhone7との大きさ比較。

iPhoneにスマホケースが付いているものの、かなりコンパクトになっているのが分かるだろう。

ちなみに本体右側には、ジンバル本体への充電端子USB Type-Cのコネクタと、ジンバルからスマホに充電するための、USB Type-Aのキャップ付きコネクタが用意されている。

 

正面のボタン類は3種類。

左の大きなものが角度調整や左右上下に向けるためのキー。

赤い点が付いているボタンが撮影開始、撮影停止ボタン。

Mと書かれたボタンが、長押しで電源入り、再度長押しで電源切り。

このMボタンを1回押すと、写真・動画モードの切り替え。

2回押すと、縦撮影か横撮影かの切り替え。

3回押すと、スリープモードに切り替わる。

 

背面にあるのはトリガーボタン1つのみ。

長押しでロックモード、離すとロックモード終了。

1回押すと、アクティブトラックを起動、再度押すと停止。

2回押すと、ジンバルの再センタリング機能(中心ポジションへ戻る動作)。

3回押すと、前面と背面のカメラを切り替える。

1回押して、再度トリガーを押し続けるとスポーツモードへ入り、離すとスポーツモード終了となる。

 

左方向にあるスライドはズームとワイドを調整することが可能。

 

説明書は上記のように、本体のボタンについての簡単な説明書きが書かれていた。

 

 

本体の起動とアクティベート化

 

外観の確認と撮影を終え早速電源を入れようと、電源ボタンのMボタンを長押ししてみた。

しかしランプが中途半端に2つほど光ったが、かなり薄い反応。

何度か電源を入れたり消したりしたが何も出来ないので、とりあえず満充電にすることに。

 

充電中、電源が入らないことをネットで調べていたら、Osmo Mobile 3ではなく2についてだが、「バッテリーレベルが低い場合、Osmo Mobile 2の電源は入りません。」という文字を発見。

おそらくこれが3にも引き継がれていて反応が薄かったのだろう。

ということで本体への充電をし2時間ほどして充電ランプが消えて、再度電源を入れると「ピーン」と音がなって電源がきちんと入った。

しかしまだ機能せず、調べていたら初回起動時はアクティベートが必要とのこと。

 

アクティベートに必要なアプリを入れるため、持っていたiPhone7で「DJI mimo」というアプリをApp Storeでダウンロード。

こんなアイコンのアプリだ。

下記に記したのは大体の流れで、少し画面が出てくる順番が違っているかもしれない。

大まかにやった事は、本体とジンバルの無線接続、DJIへのログイン(製品登録)、アップデート、という感じだ。

 

アプリを起動すると、アクティベートをしろとでできたので、ログインボタンを押してメールアドレスなどの諸情報を入力してログインをした。

 

ジンバル本体とスマホはブルートゥースの無線で接続されるので、iPhone7の設定でブルートゥースをONにすると、OM3~と出てきたので、これを選択。

 

そうしてアプリ側に戻ると、画面上部にOsmoが見つかりましたと出たので、これも接続。

 

そうすると上記のようなファームウェアの更新という画面が出てきて、自動更新されていったのでしばらく待つことに。

 

ジンバル本体の保険も途中でこのように案内が出てきた。

価格は忘れたが2000円行かないくらいで加入で来たようだった。

自分は特に加入せずスキップをした。

 

 

あとはこのようなスマホの設置の仕方、ボタン類の説明書きがスライドで流れてきた。

 

こんな感じでスライドを見てようやくジンバルが本格的に可動するようになった。

Youtubeを見ていても、ジンバル本体の操作性や機能について話す動画が多いが、こんな設定があるとは知らなかったなぁ。

直感的に一応出来たものの、戸惑う人も少し出てくるかも?と思うような設定方法だった。

 

 

外での撮影

 

上記にて一応設定は出来たので、外での撮影に少し出かけてみた。

 

 

小江戸川越の街中の様子を、手持ちとジンバルありで撮影をしてみた。

ジンバルを使っての撮影はこの時が初めてで、初購入もこの機種が初めてなので、とにかく全くジンバルに慣れていない状態だ。

使用したスマホはシャオミMi9で、左上が手持ち、右下がジンバルありの動画となっている。

iPhone7との比較のため、設定が合致する1080p, 30fpsに設定をして撮影を行っている。

 

やはり手振れに関してはかなり補正されており、スムーズな動画を撮影することが出来た。

ジンバルの使い方に関しては、正直慣れていないせいもあり、すこし動かして目標地点に向けて撮影するのが難しく感じたかな。

表現が難しいが、ワンテンポ遅れて方向が付いてくるので自分が撮りたい構図に微調整するのが難しいというか。

このへんは多分慣れとか、使い方の問題なのでそのうち解消されるだろう。

 

と、こんな感じで初めてのジンバル購入とセッティング、撮影をしてみた。

今後もテストで使ってみて、目標である海外での撮影も行いたいと思っている。

今回の満足度は10点満点といったところかな。

まだ慣れていないものの、ブレが少なくて撮れる映像は全然違うし、コンパクトでお手頃な値段と言う事もあり、とてもいい買い物をしたと思える商品だ。あとは耐久性とかが気になるけど。

また別の動画などを撮影したら、常時UPをしていこうと思う。

 

 

追記:浅草の仲見世商店街を歩いてみた。

 

 

何度か購入したOsmo mobile 3を使用し、撮影も慣れてきた感じの頃。

ただ、グリップ正面にあるジョイステックの使い方がいまいち変わらず、体や腕を使ってパンやチルトをしてしまうのが癖になっている。

大きさ、持ち運びについては文句なし、撮影時間(電池容量)も十分でとても素晴らしい買い物が出来たと思う。

おすすめ度→★★★★★

 

 

追記2:2020年8月。DJI mimo(公式アプリ)を使うと、4k30fpsでの撮影はできるものの、シャオミMi9の超広角画角での撮影をする事ができない。

街歩きをする場合は標準画角より超広角を使いたいので、最近は公式アプリを使わず、Mi9に入っているカメラアプリで撮影をしたりしている。

その使い方をした動画はこちら。

 

 

とくにこの使い方でも問題なく撮影でき、唯一ジンバル本体左側にあるズームボタンが上手く使えないくらい(カクカクしてスムーズにズームできない)。街歩きではズームはほぼ使わないのでこちらで十分かな。

もちろん手振れ補正に関しては、公式アプリを使わなくてもバッチリ効いてくれるので非常に満足をしている。

 

 

アマゾンでの評価も★4つほどと、そこそこ評価を得ているようだ。

 

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