2019年6月に景洪(シーサンパンナ)で泊まった、Travel Demo Youth Hostel International。
景洪の南の方に位置しているユースホステルで、南にあるバスターミナルまで徒歩で10~15分ほどの距離。
道路を渡った反対側には商店やレストランがあり必要なものはそこで済ますことができ、生活に不自由は無かった。
街の中心地まで10分も歩けばつくので、昼間は特に問題ないが夜遅く9時ごろを過ぎると宿の周辺は人通りも少なくなり少し寂しい感じは否めない。
観光は昼間に行い夜は宿でゆっくりする、そういうスタイルなら全然問題は無いだろう。
今回この宿はBooking.comにて予約を行った。宿についての詳細ページは下のリンクより見ることが出来る。
Travel Demo Youth Hostel International
Agodaを普段ご利用の方は、下記のページより評価や詳細を見ることが可能。
Travel Demo Youth Hostel International
Travel Demo Youth Hostel Internationalの場所
↑グーグルマップ上でのユースホステルの場所はこの辺。
ユースホステルから東に歩いていき、大通りを南に下ると景洪南バスターミナル(景洪客运南站)がある。
北に行くとメインの通りがあり賑やかなストリートとなっており、そこをさらに進むとバスターミナルである「版纳客运站」、「景洪汽车客运站」に20~25分ほど歩くと到着する。
ちなみに大理の「大理汽车客运站」バスターミナルから景洪にバス移動した時は、「景洪汽车客运站」に到着をした。
景洪はそこまで大きくない街だが、少なくとも3か所はバスターミナルがあり少しややこしい。
↑「景洪汽车客运站」のバスターミナルの位置は大体この辺。
↑「版纳客运站」のバスターミナルの位置は大体この辺にあった。
その時のバス移動の記事はこちら。
ユースホステル受付と1階共用スペース
そこそこ広めの1階共用スペースと受付の雰囲気はこのような感じ。
自分が到着した際は英語があまり得意ではないスタッフがチェックインを対応してくれ、パスポートを渡して無事に入ることが出来た。
なので館内の説明とかは特になく、ドミトリーに入るためのカードキーのデポジット100元を渡して、キーを受け取ったくらいだ。
受付横にはソフトドリンク、アルコール類の販売、軽食も作ってくれるスペースがある。
そして一番印象に残っているのがこの立派なお茶入れの席も含めたセット。
チェックインの時、外出の際など事あるごとに無料でお茶を勧めてくれて、ごちそうになった。
日本の茶道のような、お茶の入れ方にもかなりこだわった感じで、器を温めてお茶で洗浄、そして入れてくれてを何回も繰り返す。お茶の栽培が有名な地域のようで、これがお茶の試飲のスタンダードなやり方だよと教えてくれた。
入れてくれるのは小さいお茶の器だが、一度座ると20杯や30杯入れてくるのでかなり後半はお腹いっぱい。でもそれが斬新で凄く楽しく印象的な思い出だ。
普通のユースホステルでこんな貴重な体験をできるのは中々珍しいかなと思う。
よくよく聞いてみると、お茶の先生を目指す方が、アルバイトでユースホステルの仕事もしているという感じだった。
なのでこの方は少し英語が苦手の様子で、なんとなく納得。しかしお茶の入れ方については本当にプロのようで手際が良く、見ていて本当に気持ちよかった。
宿泊最後の夜にもお茶を頂いて、なんと100元位の販売価格のお茶までプレゼントしてくれた。
1泊25元のドミトリ―だったのに、そんなのもらっていいのかな?という感じだが、ありがたく頂くことに。
ビリヤード台もあり館内でも比較的充実した時間を過ごせた。
中国を出る直前だったので、中国元も少なくなりお金のかかる観光はほとんどせず、ご飯を外で食べてぶらぶらして館内でお茶を頂き過ごす、思い出せばそんな3日間だったな。
こちらはドミトリー部屋に入る時のカギとして、また部屋のエアコンや電源を入れるためのカードキー。
デポジットとして100元(約1600円)を渡して借りることに。
宿泊したドミトリー部屋について
ドミトリー内はこんな感じ。
この時宿泊したドミトリーは6人ドミトリータイプで、自分が利用したときは1泊25元(約400円。1元を16円で計算)で、朝食なしだった。
チェックインの際、ドミトリー部屋に入る入口ドアのカードキーを受け取っておりそれをかざして入室。
残念ながらタオルは付属していないので、小さめの物でも持って行った方が便利だろう。
また入室時にシーツを渡されるのでそれを自分で敷くことに。価格がとても安いのでこの辺は仕方ない点だろう。
ベッドは可もなく不可もなく。一般的なパイプベッドにカーテン(仕切り)が付いていてプライバシーは高め。
宿泊した時は6ベッドを2~3人で使用をしていたので、比較的ゆとりがある感じだった。
電源はコンセントが1口、日本の機器も変圧を気にしなければそのまま差し込んで使える。そしてライト付き。
宿泊時にゲストが1名先に入室しており、その方が恐らくここに住みながら働いているようで、部屋の一部はその方の荷物でいっぱいだった。
その他のマナーなどは良かったので、これくらいは仕方ないかなという感じ。
またエアコンやベッドの電源は部屋の入り口にあるカードキーを差しこみ大本の電源を入れるタイプ。
誰か部屋に居ればエアコンが付いていて涼しいが、自分一人だと外から帰るとしばらく暑い、そんな状態になる。
部屋の中には、このようなロッカーが人数分あるので貴重品の管理は楽。
カギは付いていないので、自前の南京錠を用意していく必要がある。中くらいのザックなら押し込めば入る感じのサイズ。
ノートパソコン、一眼レフカメラ程度なら十分入る大きさだ。
自分はいつも南京錠は持っていくので問題なく利用できた。
南京錠のレンタルか販売があるのかは未確認。
バストイレなど
バス、トイレはドミトリーの外にずらりと並ぶスタイルで、男女で特に別れてはいない。
少し古さを感じるものの、最低限問題なく使えるのは使えた。
景洪は比較的気温が高く水シャワーを使っており、水量はまあ普通といったところ。
トイレも少し狭いが問題なく使えた。
ドミトリーに宿泊する人が少なかったせいか、混んでいて使えないという状況は一切なかった。
清掃も一応されているようで、経年劣化は感じるものの特別凄く汚い感じは特に受けず、またアメニティ類は一切なし、ドライヤーも置かれていないという状況だ。
Travel Demo Youth Hostel Internationalの予約はBooking.comで行い、サイト内での評価は8.8ポイントとなっている。
Travel Demo Youth Hostel International
Agodaでのページはこちら、サイト内での評価は9.5ポイントとなっている。
Travel Demo Youth Hostel International
価格はドミトリー宿泊で1泊約400円とかなり安く、それを考えれば立地や設備も十分かなという感じの宿だった。
もし夜も飲んだりにぎやかに過ごしたい場合は、もう少し中心地にある宿泊施設を使った方がいいかなと感じる。
総評
今回は中国の景洪での宿泊となり、総合的にはそこそこオススメできるユースホステルだ。
景洪の観光自体が街から少し離れた場所に多いので、ホステル周辺を散策したり食事をするには特に問題ない立地だと思う。
今回は最終的に観光名所にはいかなかったが、バスターミナルも徒歩圏内にあるのでそこから観光場所に向かうことが出来るだろう。
立地 : ★★★☆☆ 少し中心地から離れているが、問題ない立地
設備 : ★★☆☆☆ 設備は及第点という感じ、どうしても古さを感じてしまうが値段を見れば仕方なし
雰囲気 : ★★★★☆ 共有スペースは割と広く、お茶のサービスが最高に良かった
スタッフ : ★★★★☆ きちんと対応をしてくれ、丁寧で優しい感じが伝わった