バンビエンでの数日が過ぎ、次の街ラオスの首都ビエンチャンに行く日が来た。
移動手段はバンビエンで宿泊していた宿である「チャンタラゲストハウス」で、移動の前日にチケットを購入。
チャンタラゲストハウスについては下記の記事にて紹介。
ラオスのゲストハウスは、そこが旅行代理店のような業務もしているところが多く、わざわざ街中の旅行会社に探しに行く手間が省けるのが楽で旅行がしやすい理由の一つだ。
もちろんすべてのゲストハウスでこのサービスをしているわけではないが、体感的に他の国に比べ多い印象。
購入したチケットの料金を確認すると60,000キープ(約780円。1キープを0.013円で計算)と言う事だった。
上記のようなチケット兼領収書を購入時に渡され、移動の当日にドライバーに見せる形だ。
もちろん宿の目の前まで、ピックアップとして移動のミニバンが来てくれるのもありがたい。
ピックアップの時間は午前10時半と言う事で記載されていたが、実際に来たのが11時10分頃。
心配になって途中でチケットを購入した宿の人に聞いても「まあ待て待て」という感じ。
バンビエンではこれくらいの遅れは誤差なのだろう。
そこからまだ周辺の宿にピックアップに回り、ミニバンが一杯になったのは11時半くらいだった。
自分の所に迎えに来たときはゲストの乗車はおらず、遅れて来たのもピックアップで回っていて遅れた訳ではなさそう。この緩さもラオスって感じでいいけどね。
そんな感じでミニバンは満席になりビエンチャンへと出発した。
バンビエンの街を抜けると、しばらくしてやはり山道へと入った。
しかしルアンナムターからルアンパバーン、ルアンパバーンからバンビエンまでの山道に比べると、大分とマシな道で舗装もされ特に問題なく進んでいった。
そして走ること1時間半後、13時ごろに一度休憩をとるために大き目なパーキングエリアへと入った。
ラオスの田舎にしては結構大きめな場所で、大き目のコンビニ、食堂、そしてコーヒーを売る移動販売車などがそこにはあった。
この珍しい移動販売のコーヒーを飲もうかなと思ったが、結構いい値段をしていてやめておいた。
日本の物価からすると凄く安いのだが、やはりラオスに来ているとラオスの物価の感覚になり、こういうこだわりのあるコーヒーすら高く感じてしまう。
ラオスだけじゃないけど、海外での自分の中でのあるある話だね。
ここではトイレだけ行って、30分ほどの休憩は終了。
再度ミニバンに乗り込みビエンチャンへと向かった。
そして車はトラブルなく順調に走り、14時50分頃ビエンチャンの北バスターミナルに到着をした。
↑ビエンチャンの北バスターミナルはこの辺。
飛行場の先にバスターミナルはあり、いつも宿泊するナイトマーケット近くの街中へは相当距離がある場所だ。
またここからトゥクトゥクで移動かぁと残念な気分になりつつ、近くのおじさんに行きたい場所まで地図を見せる。
その人はバイクタクシーのドライバーだったみたいで50,000キープ(約650円)という。
バンビエンからここまで60,000キープだぜぇ?と思いつつ、他にトゥクトゥクが待っていてそれで30,000キープ(約390円)とのこと。
これでもまだ高いなぁと思ったけど他に方法が無さそうだったので、待っていても時間がもったいないしトゥクトゥクに何人か相乗りで行くことにした。
軽トラを改造したような車に乗り込み、お金を払いいざ出発!
と出発して動き出した直後に、なんとあの大型の路線バスが入ってくるのが見えた。
こんな感じの緑色のバス。
日本からのODAで渡されたバスで、大き目の日本の国旗が正面と横に貼られているバスだ。
おそらくこのバスなら10,000キープ(約130円)くらいで街中まで行けただろうなぁ、と思いつつもうトゥクトゥクに乗って動いてるし、そのまま連れて行ってもらった。
大体20分ほどかけ、何回か来たことのある見慣れたビエンチャンの中心地まで連れてきてもらうことに成功。
ここからは徒歩圏内の予約をしていたゲストハウスに向かい、ビエンチャンでの生活が始まった。
バンビエンからビエンチャンへの移動は、使う道もひどくなくまた時間も3時間半ほどと近いので気軽に移動しやすいかなと思う。
バンビエンの自然や景色は中々見ごたえがあり素晴らしい街なので、ビエンチャンまで来た際は是非訪れて欲しいと思うのんびりした街だ。
今回のバンビエンからビエンチャンへの移動は以上。
次回はビエンチャンで宿泊したゲストハウスについて紹介したい。