バンビエンに久しぶりに来たものの、一人だし何をしようかな~と街中を歩いていた。
ふと空を見上げると、気球がぽつぽつと飛んでいるのに気付く。前(7年前)来たときにはこんな気球が飛ぶ風景なんて無かったような。
少し興味があったけど、大体90USD(約1万円)と、中々お値段が張るようなのでちょっといけないかな。
他にも街のいたるところでこんなバギーレンタルもされていた。
これも比較的最近できたアクティビティなんじゃないかな?基本バンビエン周辺は舗装されていない道も多いから確かにバギーは楽しそう。
しかし乗っている人を見ると泥だらけで、どこを走ればそうなるの?と聞きたくなるレべル。
料金は聞かなかったけど、グループでわいわいやりながら使ってみたい乗り物だな。
あとは川を浮き輪で下るチュービングなんかも有名なアクティビティとしてあるけど、水着もないし一人だしやめておいた。
街中のお店でレンタルバイクを借りた
そして前回も行ってみたけど、バイクを借りてブルーラグーンに行ってみようかな、そう思い街の中心地に近いレンタルバイク屋を訪れた。
レンタルバイク屋は街中のいたるところにあるので、探すのには困らないだろう。
ただ値段は多少前後するので、安いお店を探すのは少し時間が必要かも。
ここで聞いたレンタルバイクのハーフタイムというのが50,000キープ(約650円。1キープを0.013円で計算)で、他のお店より少し安かったのでここで借りることに。
デポジットとしてパスポート原本を渡し、料金を先に支払ってレンタル完了。
一応バイクに乗るときはヘルメットをかぶってと言われ、奥にあるボロボロの物から1つ選んで借りることに。
後で走って見てみると、被っていない人も多くみられたが、一応安全のため使った方が少しはマシだと思う。
一応自分は国際運転免許証を持参してバイクを借りて運転したが、無くてもマイペンライ(大丈夫)というラオスルール。
実際、警察に一度も遭遇せず免許を見せる機会は無かったが、自己責任で借りよう。
ラオス人民共和国も国際運転免許証が使える「ジュネーブ条約締約国」となっている。
国際運転免許証の取得については下記の記事より。
排気量や、スクーター(AT)、ギア付き(MT)なんかで料金は多少変わってくる。
ギア付きだと40,000キープというお店もあったが、残念ながらすべてで払っておりそこでは借りれず。
一応気持ち見た感じ綺麗そうなものを選んだ方がいいかもしれない。
ラオスの田舎道で万が一故障したら、後が大変なことになるだろうから。
数ある中から自分が選んだホンダのスクーターを準備してくれ、念のためブレーキ具合と乗り心地を少しだけ試させてもらった。
ブレーキはよく効くし問題無さそう、と言う事でこのバイクでブルーラグーンへ出発!
と、その前にガソリンがほぼ空だったので、お店の人に教えてもらった近くのガソリンスタンドに行くことに。
近くのガソリンスタンドで給油
街から東に横切り、13号線沿いにあるガソリンスタンドが最寄りと言う事で、そこに行ってみた。
↑ガソリンスタンドの場所はこの辺。
街から旧飛行場だった広大な敷地を横切って、大通り(13号線)に行くとすぐ見つかった。
とりあえずどれくらい量が必要か良く分からなかったので、20,000キープ(約260円)をスタッフに伝え入れてもらうことに。
1Lが8920キープらしく、2.24L入ったようだ。
結果としてブルーラグーンへの往復なら十分すぎる量だったようで、返す時に結構余ったのが少しもったいなかったかな。
まあ無くなってガス欠になるよりは全然いいけどね。
ちなみに郊外に行く場合はほぼこのようなガソリンスタンドは無いので気を付けよう。民家や商店の店先に瓶に入ったガソリンを売るお店も見かけるが、タイミングよくあるとは限らないので。
その時のガソリン価格表。
上から、日本でいうハイオク、レギュラー、軽油になるっぽい。
ブルーラグーンへと移動
ガソリンを給油して、ブルーラグーンへと向かう。
バンビエンの西側にブルーラグーンがあり、そこに行くには街中にあるナムソン川を渡る必要がある。
この橋を渡るのにバイクは10,000キープ(約130円)の支払いが必要。
ちなみに自転車は6,000キープ(約78円)、バギーは15,000キープ(約195円)と表記されていた。
橋の手前には爆弾のモニュメントがあり、シュール。
こんな感じの橋をがたがた揺られて走って渡った。
↑バンビエンのガソリンスタンドから、ブルーラグーンへは距離として9キロ。
時間は20分ほどと出るが、のんびり景色を見ながら写真を撮りながら進んだので自分の場合は30分ちょっとかかった感じだ。
橋を渡ってからは、こんな大自然のいかな道をひたすら走る。
天気も良かったので絶好のツーリング日和だった。
途中の道で見た看板。
ブルーラグーンと言っても何か所かあるようで、その説明と名前が書かれている。
今回行こうとしている場所は、写真から見るとブルーラグーン1に当たるようだ。
飛び込み用の木があり、前に行ったときに見た風景はこれになるので。
他にも山に登って見るビューポイントの看板もちらほらと見る。
前回は行っていないけど、今回は時間もあるしブルーラグーンの後にどこか寄ってみようかな。
そして走ること30分、目的地のブルーラグーンに到着をした。
ブルーラグーンに入る前にこのような看板とゲートがあり、入場料10,000キープ(約130円)を支払って中に入る。
ブルーラグーンの雰囲気を楽しむ
駐車場にバイクを停めて少し歩くと、このようなエメラルドグリーン色の池が見えてくる。
真ん中に池に飛び込むための大きな木があり、ここから飛び込んだり泳いだりして楽しむ場所だ。
本当にいつ見ても美しい色をしているな~、雰囲気もまったりしていて最高!
この時は韓国、中国のグループのゲストが9割くらいで、ヨーロッパ圏の人々の姿はほとんど見なかった。
全体的に人が少なく感じ、前に来たときはもっといたんだけどタイミングの問題かな。
普通に魚も大量に泳いでいた。
休憩所もこんな感じで用意されており、ここで宴会をしているグループも。
商店なんかもあるので食事も簡単なものは出来るな。
ロッカーは無さそうなので、泳いだりする場合は貴重品の管理は十分気を付けよう。
水着とかも持っていなかったので中には入らず、周辺を散歩して1時間位滞在をしてブルーラグーンを出ることに。
もう少しどこかで時間をつぶそうと思い、先ほど見たビューポイントの一つに行こうと思っていた。
Bon Voyage!
ビューポイントでバンビエンの景色を見る
ブルーラグーンを出てきた道を帰っていると牛の散歩に遭遇。
全体的に道に広がっていて車にクラクションを鳴らされたり。ラオスっぽいのんびりした風景だ。
またまたこのような景色の中をバイクで走り抜け、先ほどあったビューポイントとかかれた看板に書いている方向へと進んだ。
進んだ先にはこのような小屋があり、何人かそこでお昼寝中。
唯一起きていた人に入場料10,000キープ(約130円)を渡してさらに奥に進む。
一体ここはなんなのだろうか、政府が管理している山なのか、個人の敷地を商売にしているのか不思議な場所だ。
ここから500m先と書かれた場所には何があるのかとても楽しみだった。
このビューポイントへの道は舗装はされておらず砂利道をひたすら進む。
すべってこけそうになるので、ゆっくりと気を付けてバイクで走った。
チケットを払った場所からしばらく進むと、無人の小屋があり行き止まりに。
看板とか何もないし、どうすればいいのか分からないが、横に山道があったのでこれを登るのだろう。
昼間でも周りに誰もいないので、女性一人で来るのは結構抵抗あるだろうなぁ。そんな感じの場所だった。
看板は一切なかったが、この道しかないのでとりあえず登って見ることに。
結構足場は悪く、天気も良く気温も高いのであっという間に汗だくになってしまった。
途中、道ないじゃんっていう感じの場所もあったが、岩を乗り越えて進んでいく。
汗だくになりジーパンで来たのが本当に不快感抜群で、ハイキングには向かないなとつくづく思った。
まー、これしかないから他に履いてくるものも無いんだけどね。
そんな山道を歩くこと30分ほど、ようやく険しさが緩くなり比較的平坦な道が出てきた。
しかしまだジャングルで景色は見えてこない。
そんな平坦な道を少し進んでようやく開けた場所があり、景色を見ることが出来た。
それがこの景色!
うん、確かになかなか綺麗だな。
そしてこのビューポイントは複数箇所あるようで、奥にビューポイント3と書かれた小屋があった。
ま、50mならと言う事で行ってみたけど、明らかにそれ以上ある距離で、10分くらいは歩いただろうか。
そして景色も特に変わらず、ここまで来なくてよかったかなという印象だった。
とにかく疲れたので一息入れて下山を。
他の山からの景色はどうなのだろうか、ただここのビューポイントは正直そこまで。。という感じだ。
結局、山にはトータルで1時間半くらいいたと思うけど、山の中ですれ違ったのはフランスから来たカップルの二人だけだった。
あんまり有名では無いところだったのかな。
もしこんな感じでハイキングを兼ねて山からの景色を見たい場合は、街中の旅行会社とかレンタルバイク屋さんで少しお勧めの場所とか情報を集めた方がいいと思う。
という感じで半日をバイクで移動して過ごしたバンビエンでの日だった。
田舎道の景色はとてもよく交通量も少なく安心して運転が出来るので、レンタルバイクを借りてどこかぶらぶらするのはとてもいい場所だと思う。
ブルーラグーンで泳ぐのもよし、ほかにも洞窟なんかも有名な場所であるようなので、自然を楽しみたい方はそちらに行くのもいいだろう。
バンビエンでのツーリングは気軽に楽しめる、おすすめのアクティビティだ!