これまで使用していたBOSE製のヘッドフォンの調子が悪くなり、修理(結果として交換のため)にサービスセンターへと出したのが数日前。
そちらについての記事は下記より。
特に緊急に必要だったわけじゃないけど、なんとなくヘッドフォンが無いと寂しいなぁと感じており、適当に何かいいアイテムが無いかなとネットで探していた。
BOSEサービスセンターの電話担当者が言うには、コロナの影響と在庫がないと言う事で、BOSEのヘッドフォンはいつ交換品が来るのかが全くの未定で、下手したら来年になるかもしれない。
なので、それまでの繋ぎになるような1万円以下で購入出来て、音質もそこそこ良さそうなものがあれば買ってみようと思っていた。
オーディオテクニカ製のATH-PRO5Xを購入
何個か候補があったが、その中で気になったヘッドフォンがあり、それがオーディオテクニカの「ATH-PRO5X」という商品だった。
オーディオテクニカ自体が音響メインの会社という事で、今までも何個か製品を使ったことがあり信頼できる点、またこの製品はDJ向けに作られた製品と言う事で、音質もそこそこ良いものだろうと期待してしまうのと、価格.comでの評価が1万円以下のヘッドフォンの中では割と上位の商品だった点も大きい。
他にもタイプとして低音が効く方が自分好みなので、その点もレビューを見る感じでは効きそうで、好みのタイプの製品だろうという期待もあった。
本来なら、実際にお店で聞いてみるのが一番いいのだが、置いてあるお店を見つけるのもなんか大変だなと思い、今回はネットのレビューを元に購入してみることにした。
また、製品自体のネットでの販売価格は大体7,000円ほど、そして楽天市場のポイントがこの時点で4,000ポイントほど溜まっており、それを使うと3,000円ほどで購入できたので安く買えたのも大きなポイントだ。
と言う事を踏まえ、楽天市場で「ATH-PRO5X」を購入。
購入して2日ほどで到着、早速開封をしてみた。
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オーディオテクニカ製のATH-PRO5Xの開封
箱を開けて見ると、紙類は保証書と取扱説明書が入っており、ヘッドフォン本体自体は緩衝材に包まれて入っていた。
緩衝材から本体を取り出してみると、本体のほかに、カールされたケーブル、そしてストレートのケーブルが入っていた。
カールされたケーブルは、DJ向けによく動いたりするときに便利なように使うものだろう。
もちろん普段使いでも問題なく使えるが、今回はストレートの線を使用することに。
片方がL字、片方がストレートのピンになっている。
ヘッドフォン本体にストレートの方をさして、カチッとするまで差し込んでみた。かなりぴったりと入り、力を入れて抜かないと抜けないので、普通に使って顔が動くくらいでは抜ける感じでは無いな。
音質にこだわる人は、市販の別売りのケーブルも自由に選んで付けれるので良いだろう。
また断線してしまっても交換が楽なのは間違いなく、ケーブルが脱着式なのはとてもいい構造だと思う。最近の製品は大体こういう感じなのかな。
ATH-PRO5Xの装着感と音質について
色は白と黒があり、今回は黒色を選択。
取り出した時は割と大きめな本体かなと感じたけど、黒色なので締まって見えてなかなかカッコいいと思う。
素材はプラスチックでできているので高級感を求めるのは酷な話だが、その中でもいい方だと感じる。
付け心地はかなりピタッと合う感じで、なかなかいいかも。前使っていたBOSEのヘッドフォン「AE2」はソフトで柔らかい感じの装着感だったので、少し慣れるまでは違和感はあるかもしれない。
イヤーパッドもかなりしっかりしており、合皮?のような素材なのでAE2の布製の物よりは断然耐久性は高そうだ。
とにかく多少乱暴に扱ってもしっかりと保てる、そんな印象のヘッドフォン。
そしてコンポとパソコンに繋いで、それぞれ試聴をしてみた。
まずはコンポでCDの試聴から。
思っていたよりも低音の効きは弱い印象で、高音から低音までバランスがとれた感じの音質というのが第一印象。
また付け心地がかっちりとしているのもあって、長時間音楽を聴いても疲れがかなり少ないように感じた。
顔からヘッドフォンを外してみると、ぴったりとイヤーパッドがくっつき合うので音漏れもかなり少ないなと感じる。あまり外で大音量で聞くことは無いだろうが、大き目で聞く場合も多少安心かなと言う気がするかな。
そして次にPCでユーチューブを見てみる。
こちらも必要十分な音質という感じ、より低音が薄く感じた気がするが、7,000円ほどで購入できるヘッドフォンとしたら、バランスはとても良くかなり頑張ってるんじゃないかなと思う。
とにかくフィット感が凄いので疲れにくそう、というのが強く印象に残ったかな。
音質に関しては、正直もう少し低音が効いたものがよかったかなぁと思ったが、DJ(プロ)向けという製品の性質上、高音低音どこかが極端に効きすぎるのも良くないのかもしれない。
音を味付けなくフラットで聞く場合は、これくらいがバランスもとれていて使い勝手が良いのかも。
と言う事で1万円以下で購入できるヘッドフォンとしては、お勧めできるアイテムかなと言う事でまあ満足。
これからBOSEの交換品が届くまで、しっかりと使っていきたいと思う。
おすすめ度→★★★★☆
オーディオテクニカの製品ページはこちら
テクニカルデータ(製品ページより)
型式:密閉ダイナミック型
ドライバー:φ40mm
出力音圧レベル:100dB/mW
再生周波数帯域:5~35,000Hz
最大入力:1,500mW
インピーダンス:34Ω
入力端子:φ3.5mmステレオミニジャック
:φ6.3mmステレオ標準ジャック
質量(コード除く):250g
付属品
コード(着脱式):片出し1.2m(φ3.5mm金メッキステレオミニプラグ/L型)
カールコード(着脱式):片出し(1.2m−3.0m φ3.5mm金メッキステレオミニプラグ/L型)
φ6.3mmステレオ標準変換プラグアダプター
別売
交換イヤパッド HP-PRO5X、コード、カールコード、φ6.3mmステレオ標準変換プラグアダプター
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