2022年11月。
今回の北海道旅行の目的でもある、ニッカウヰスキー余市蒸溜所へ工場見学ガイドツアーに参加するため、久しぶりに余市にやってきた。
札幌から余市までの移動はJRを使い、小樽経由で約1時間15分。
13時から工場見学ツアーの予約をしていたが到着は11時20分ごろ。この日も早めに来てお土産やらを先に見ようと余裕のあるスケジュールで来てみた。
余市蒸溜所 製造工場内のガイドツアーは予約が必須
訪れた2022年11月の時点では、工場見学のガイドツアーに参加するには予約が必須となっている。
翌日から2週間先までの予約を公式サイトで取ることができるが、平日は比較的余裕があり翌日でも時間を選ばなければ空いていたりする。
たださすがに土日は予約でいっぱいな場合もあるので、早めに予約した方がいいのは間違いないだろう。
余市蒸溜所、工場見学に関する案内や予約はこちらより。
ただ予約が無くてもガイドツアーに参加ができないという事で、「ノースランド」でお土産を買ったり、「レストラン樽」の利用、あとは「ニッカミュージアム」の見学は予約不要で自由にできる。
せっかくここまで来たのだから、それだけじゃあもったいないと思うけどね。
余市駅を出て蒸溜所へと向かう。
ちょうど紅葉の時期だったので駅前のイチョウが綺麗な色をしていた。
それにツアー当日、天気が良くなって何よりだ。
余市蒸溜所へ到着
余市駅から5分ほど歩いて蒸溜所に到着。
いつみても立派で、重厚感と歴史あふれる正門が素敵で好きだなぁ。
入り口には係の人と警備員さんがおり、これより先の中に入るには予約の確認が必要となる。
ただお土産などを買う場合は、この入り口ではなく建屋外の裏から回っていくようだ。
看板にはこの日の予約は「終日ガイドツアー満席」と表示されていた。
平日なのにしっかり埋まるもんなんだなぁ。
ここで受付近くにいた係の人に名前と参加時間を伝える。
そして予約の確認ができたゲストにはこのような紙が渡されたうえで、工場内に入場が可能となる。
ただし、この紙を持っていても工場奥にあるミュージアム近くの決められたエリアを出てしまうと、ツアー開始15分前まで再入場する(工場内に戻る)ことができなくなる。
なので見たい場所があるなら、そのエリアを出ずに工場内を散策する必要があるようだ。
余市蒸溜所内の動画を撮影
ということで、前回訪れた時にできなかった蒸溜所内の散歩動画を撮ることに。
スタートは正門近くの樽看板から、奥に歩いて行ってノースランドまでの短い動画になっている。
前回も雪のない時期に来たけど、次は雪が積もった蒸溜所の風景を見たいものだなぁ。
ちなみに動画の6分20秒あたりにいる係員さんのエリアを出てしまうと、前述したツアー15分前にならないと入場券を持っていても再入場ができなくなっている。
ディスティラリーショップ ノースランドでお土産を見る
先ほどの散歩動画を撮り終えた時間が12時すぎ。
再入場は12時45分を過ぎないとできないので、それまでの間に先にお土産を見てみることに。
だが当然ながら見るだけでは終わらないのだけれども・・・。
前に来た時にあったウイスキー博物館は「ニッカミュージアム」という名前になって新しくなったようだ。
こちらはまたツアーの後に有料試飲をするために訪れたのだが、それは後編で紹介。
ざっと店内の商品を見てみたけど、前とそこまでラインナップは変わらないかな?でも前あったけど今回なくて、前なかったけど今回ある商品もあったので、やはりこればかりはタイミングだなぁと感じた。
今から紹介する商品は日によって陳列の有り無しがあり得るので、あくまで参考程度に見て頂ければと思う。
まずは入ってすぐ「ニッカ セッション」の棚。
以下から紹介する商品の値段は、すべて税込み表示で記載している。
セッションについては700mlが4,180円で、180mlが1,130円。
このウイスキーは割と地元の酒屋やコンビニでも見るから、比較的入手しやすいウイスキーだろう。
ボトルで何回か買ったことがあるけど、香りが良くハイボールにしたらすごく好みの味でとても美味しかった。
ストレートは少し苦みがあるものの、個人的には結構好き。
余市蒸溜所お菓子類のお土産
前回購入した「木樽入りコーヒービーンズ ミルクチョコ・ホワイトチョコ」も売っており100gで各1,500円。
美味しかったし空になったケースも可愛いのでお土産にお勧め。
しかし今回は樽チョコではなく、こちらのアルコール入りのチョコレートを購入。
上段が6枚入りの小箱で「アップルワイン」「ブランデー」「ウイスキー」がそれぞれ入っており、1箱270円。
下段の3つがセットになった810円のものを買ってみた。
こちら上段はウイスキー入りの「ブルーベリー」1,200円と「アップル」1,000円のジャム。
中段はアルコール入りパウンドケーキで、左「ブランデーパウンドレーズン」、中「ウイスキーパウンドくるみ」、右はアルコール無しの「アップルパウンド」で、各810円。
下段は「カマンベールチーズランドグシャ」16枚入りで1,200円。
余市蒸溜所ウイスキーのお土産(一部)
続いてメインのウイスキーの販売商品を見てみた。
こちらは前回見なかった気がする、蒸溜所限定「ピュアモルトブラック」500mlで2,500円。
蒸溜所限定「ピュアモルト レッド」500mlで2,500円。
結局これらは買わなかったけど、1本ずつか、説明を見ると自分が好きな味っぽいレッドだけでもせめて買えばよかったと少し後悔。
こちらも蒸溜所限定ブレンデッドウイスキー「鶴」、700mlで14,000円。
「シングルモルト余市 ウッディ&バニリック」500mlで6,800円。
「シングルモルト余市 ピーティ&ソルティ」500mlで6,800円、180mlで2,500円。
「シングルモルト余市 シェリー&スイート」500mlで6,800円、180mlで2,500円。
「余市蒸溜所限定ブレンデッドウイスキー」と「宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドウイスキー」が500mlで各3,050円。
前来た時に「余市蒸溜所限定ブレンデッドウイスキー」を家飲み用で買ったことがあるけど、すごく飲みやすくて個人的に好きなウイスキーだ。
比較的値段も安かったし、今回も買えばよかったかも。
「竹鶴」ミニボトル50ml、660円。
「余市」「宮城峡」ミニボトル50ml、各660円。
結局今回はフルボトルは買わず、「竹鶴・余市・宮城峡」のミニボトルを数本ずつと、先ほどのチョコレートを購入することに。
他には前に見た覚えがない、海外のウイスキーが何点か販売されていた。
残念ながら全部飲んだことないけど、どれも美味しそうだ。
「グレンゴイン10年」700mlが4,180円。(スコッチ)
「カナディアンミスト」750mlが1,505円。(カナディアン)
「ウッドフォードリザーブ」750mlが4,500円。(アメリカン)
「ウッドフォードリザーブ・ダブルオークド」750mlが6,015円。(アメリカン)
ウイスキーに関しては大体こんな感じのラインナップだった。
他にもスーパーニッカやリッチブレンド、ディープブレンドなんかの定番商品や北海道限定販売の「ハイボール香る夜」などが販売されていた。
シングルモルト余市も700mlのフルボトルで売ってたので、これも後から考えれば買えばよかったなぁと。
もう家に1~2本しかないのを完全に忘れていたわ。
後からこう見直してみると色々やらかしてるのがよくわかる。
という事で時間をつぶしているといい頃合いになってきたので、新しくできたニッカミュージアムを少し見てみようかなぁと移動。
しかしこのニッカミュージアム、以前とはかなり展示物が変わっており、めっちゃ見ごたえがあって面白い!
全部ゆっくりと見る時間はなかったので、またツアーが終わった後に有料試飲もかねて戻ることにした。
以前の展示物はウイスキーに関する歴史や情報、道具などがずらりと並んでいたけど、2021年に新しくなって名前の通り「ニッカウヰスキー」製品に関してのミュージアムになっている。
前は前でとてもよかったし、追加でこの内容の施設をオープンして欲しかったなぁなんて。
ということで、こちらの「ニッカミュージアム」については次の記事にて紹介!
ちなみに、2018年に余市蒸溜所を初めて訪れた時の記事もあるので、よろしければ是非。
後編に残念ながら今はない「ウイスキー博物館」についても少しまとめている。